弘前のカフェで移住者交流会 県外出身者だからこそ気づく魅力伝える

弘前のカフェで移住者交流会 県外出身者だからこそ気づく魅力伝える

 弘前のコーヒーショップ「Hachicafe(ハチカフェ)」(弘前市藤代、TEL 0172-35-3873)で1月18日、移住者交流会「ヨソモノカフェ」が開催される。(弘前経済新聞)

 会場となるコーヒーショップ「ハチカフェ」の店内

 店主で秋田出身の佐藤智子さんと弘前在住で札幌出身の増田華子さんが企画する同交流会。佐藤さんは「目的を持って弘前に移住する人もいるが、私たちのように転勤や配偶者と共に引っ越すことになり、移住せざるを得なかったケースもある」と話す。

 増田さんは夫の転勤で2005年に弘前へ移住。当初は転勤先の一つとして考えていたが、次第に弘前の魅力に引かれ、弘前で自宅を購入。「今後転勤することがあったら、夫が単身赴任になる」と笑顔を見せる。

 「移住して最初の2年間はつらかった」と明かす佐藤さんと増田さん。佐藤さんはコーヒー教室に通い始めたことで生活が一転し、同店の開業に至った。増田さんは仕事仲間やワークショップなどの参加者と交流を深めたことで、弘前にしかないものがあることに気づき始めたという。

 「津軽の人たちはよく『何もない』と言うが、リンゴの品種ごとに違うリンゴジュースがあったり、街中に行きつけになるようなカフェがあったりする。近年は自分の得た知識や技術を伝えようとする多種多様なワークショップが開かれ、県外出身者からすればたくさんのものがある」と増田さん。

 佐藤さんは「一度弘前に住んだ人が別のところへ移住し、また戻ってくるといった人もいる。弘前にはそれだけの魅力がある」と話す。

 同日は開店の11時から閉店の17時まで、増田さんが在籍し、テーマを決めず自由に話をする。「津軽弁が理解できないといった県外出身者だからこそ共感できるような話をしたい」と佐藤さん。増田さんは「同じような境遇の人が弘前にいるということだけでも心強さになる。いつか弘前を出てしまうような人でも弘前の魅力を知っていた方が在住中は楽しめるのでは」と参加を呼び掛ける。

 参加は無料だが、1品以上の注文が必要。

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