志摩地中海村(志摩市浜島町、TEL 0599-52-1336)のレストラン「Rias by Kokotxa(リアス・バイ・ココチャ)」が2月、スペインのミシュラン1つ星店「Restaurante Kokotxa(レストランテ・ココチャ)」と業務提携し1周年を迎えた。(伊勢志摩経済新聞)

 【写真】【その他の画像】志摩地中海村「Rias by Kokotxa」ダニエルさん

 同店は昨年、スペイン北東部・バスク州ギプスコア県サン・セバスチャンで2007年からミシュラン1つ星を獲得するレストラン「Restaurante Kokotxa(レストランテ・ココチャ)」と業務提携し、レストランテ・ココチャのオーナーシェフ、ダニエル・ロペスさん考案の「新バスク料理」を提供する。レストランは、リアス海岸・英虞湾を一望する岬に立ち、2016年のG7伊勢志摩サミットの会場となった賢島を正面に見る。

 提携後の1年間は、スペインのダニエルさんと同店料理長の太田裕さんがメールなどを活用し、メニューを開発。季節に合わせた料理をその都度提供してきた。

 1周年を記念しダニエルさんが来日。それに合わせた1周年特別メニューも2月7日〜9日の3日間提供した。伊勢エビの頭やミソからだしを取り、ライスをおこげ風に焼いたものに、ボイルした伊勢エビの身をのせ、黒ニンニクのソースと伊勢エビのみそを炒めて作った2種類ソースを添えた「伊勢海老(えび)のソカラ 黒ニンニクソース」や青しそとピーナツのソースを添えた「黒毛和牛のサーロイン しそとピーナッツソース」、マダラを使ったスペインオムレツ(トルティージャ)「私達の鱈(たら)のトルティージャ」など1年前から提供したメニューは定番メニューに。「伊勢鶏」の胸肉を使ったサラダ「伊勢鶏のサラダ 椎茸(しいたけ)のエスカベッチェ」や、スペインカタルーニャ地方の料理トリンチャット(本来はキャベツとマッシュポテトをあえた料理)のキャベツを白菜に変えた「タコのトリンチャット」などを新たに追加する。

 ダニエルさんは「みんなに喜んでもらい、とても幸せ。伊勢志摩は最高」と笑顔で話し、「スペインと日本でのメニュー開発のやり取りは、通訳など仲介役のイズマエル・エステバン・ガリアナさんがいなければ成り立たなかった。コミュニケーションが一番大切。伊勢志摩には今こんな魚が揚がっていると教えてもらうと、それに合わせてスペインで調理して進めた」と説明する。

 イズマエルさんは「太田さんはイタリア語が話せるのでイタリア人でスーシェフのファビオさんとやり取りしたものをSNSアプリのワッツアップでシェアしてレシピを作っていった」とも。

 営業時間は11時30分〜14時、17時30分〜22時(ディナーは要予約)。コースメニューの価格は、ランチが、コンチャ=5,500円(料理5品)、ペルラ=7,700円(同6品)、パサイヤ=1万1,000円(同7品)、ディナーが、パサイヤ=1万1,000円(同7品)、ドノスティア=1万6,500円(同9品)。