伊勢市観光協会(伊勢市本町、TEL 0596-28-3705)が4月25日、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けている全国の人たちに向けた応援メッセージ動画「〜エンヤでつながる〜頑張ろう日本!」をユーチューブにアップした。(伊勢志摩経済新聞)

 【写真】【その他の画像】伊勢市観光協会が応援メッセージ、野口みずきさんも

 約3分間の動画には、同会会長の濱田典保さんや同会名誉会長も務める伊勢市長の鈴木健一さん、松尾観音寺(楠部町)住職の木造(こつくり)隆誠さん、二見興玉神社(二見町)宮司の金子清郎さんら8人がそれぞれの思いを綴ったメッセージボードを手に「一緒にがんばりましょう」「今は辛抱の時、笑顔で会えるその時までおうちにいて下さい」「医療従事者の皆さまがいてくれるので安心して生活することができる。みんなで思いやりと感謝の心を持ってがんばりましょう」などと訴えている。

 スペシャルゲストとして同市観光大使でアテネ五輪女子マラソン金メダリストの野口みずきさんも「今は我慢することを頑張って、一刻も早くみんなの顔が晴れるよう、みんなで力を合わせて乗り越えていきましょう」と呼び掛ける。

 動画の最後には出演者全員が、「コロナに負けるな!エンヤ!」と伊勢の祭りの掛け声として知られる「エンヤ」に合わせて威勢よく右手を挙げてエールを送る。

 情報発信部会部長の木造さんは「伊勢には20年ごとに行われる神宮式年遷宮があり、伊勢の町衆は民族行事として社殿に使われる『御用材』や神聖な場所に敷かれる『お白石』を運び入れるお手伝いをしています。その際に、参加する者の心を一つにして、力を合わせるために使われる掛け声が『エンヤ』。日本全体が、この『エンヤ』で心を一つにしてほしい。という思いを持って、伊勢へお越し頂いている皆さま、伊勢を離れてほかの地域で頑張る伊勢出身者、そして日本国民に向けてメッセージを送らせていただきました。この大変な時だからこそ、このメッセージをご覧いただき、心を一つにして難局を乗り切って行きましょう」と思いを込める。

 同会は、伊勢に行きたいが今は行けない全国の人に対して、お願いを代わりに届ける「かわりにお参り」を5月1日から、インターネットで受け付けている。

 第1弾は、厄除け観音で知られる「松尾観音寺」とみそぎ祓いの場で知られる「二見興玉神社」の2寺社。申し込み方法は、同会のホームページの入力フォームから(5月15日まで)。

 同会専務理事の西村純一さんは「新型コロナウイルスの早期収束を願うお願いなど、すでに50通近くが届けられている。第3弾では、みちひらきの神『猿田彦神社』、最終弾では、『伊勢神宮』へ感謝のお参りをさせていただく予定。お願いはプリントアウトして5月30日にお参りさせていただく予定。今はお参りに来ていただけないので、せめてネットを通じて皆さまのお気持ちをお届けさせていただくことができれば」と話す。