新仲見世商店街(沼津市大手町)で6月22日、老朽化したアーケードの撤去工事が始まった。(沼津経済新聞)

 同商店街は1969(昭和44)年のアーケード建設をきっかけに誕生。現在は、呉服店、洋品店、喫茶店、レコード店など22店が軒を連ねる。

 同商店街の井草雅彦会長は「かつては駅前のデパートやマクドナルドなどの沼津の繁華街に向かう人や日用品を求める人など、常ににぎわいのある場所だった。アーケードには多くの装飾があり華やかだった」と振り返る。

 アーケード撤去について、「維持費がかかるのも理由の一つだが、照明などの落下など老朽化による危険が予想される。安全に通行できるようにするため10年ほど関係者と協議を重ねてきた」と井草会長。

 工事は10月ごろ完了する予定という。井草会長は現在、「#100日後位に無くなるアーケード屋根」のタイトルでアーケード撤去の様子を記録しSNSで発信している。

 井草会長は「アーケードがあったこと、そこで活動していたことを知ってもらうために記録に残している。発信することで共感者を増やし、今後の活動につなげたい」と話す。

 「タイトルは、完全に『100日後に死ぬワニ』をまねたが、途中で支柱の撤去作業が予定より時間が掛かることが発覚したので『位』を途中で足した」とも。

 商店街はアーケードの撤去後、LED照明やイベント用電源を設置する予定。井草会長は「今後は新しいコミュニティー空間として、誰もが集まれる公園のような存在を目指していきたい」と意気込む。