四条烏丸近くの着物店半年 トリリンガルの女性が呉服店勤務を経て独立

四条烏丸近くの着物店半年 トリリンガルの女性が呉服店勤務を経て独立

 四条烏丸近くの着物店「Kimono atelier Akané」(京都市下京区白楽天町、TEL 050-5309-8965)が間もなく開店半年を迎える。(烏丸経済新聞)

 「リバーシブルだ」と喜ばれる羽織

 岡西あさこさんが営むアンティーク着物の販売やレンタルをする同店。商品は約150点を扱う。「どれも気に入って仕入れたもので、着物の業界でも珍しいものや、凝った柄の入ったものなどもある」と岡西さん。

 販売は5,000円、7,000円、10,000円の3つの価格で、購入は全体の7割に上るという。レンタルはカジュアルな着物に刀や番傘を持って写真撮影ができるプランが6,000円。侍(1万円)や甲冑(かっちゅう)(2万円)なども用意する。

 フランスで着付けの経験も持つ岡西さん。英語とフランス語に対応することから、利用者の9割は海外からの旅行者が占める。忍者体験ができる道場の上のフロアにあることから男性の利用も多いという。

 岡西さんは「海外の方は先入観がないので、じゅばんをアウターのように着たり、羽織の裏側をリバーシブルに着られたりするが、これがよく似合われるなど発見も多い。ほかにも『なぜこんなに丈が長いの』と聞かれ、確かに『おはしょり』を作って調節するのは難しく感じるかもしれない、と裾を切ってガウンのように着られる商品も用意した」と話す。一方、一度はきちんと着物を着る体験をしてもらいたいと、着付けをして写真を撮るようにしているという。

 フランスから帰国後、京都の呉服店で勤務して着物の知識をさらに実践的に深めた岡西さん。着物選び、着付け、撮影までお客さんとじっくりと向き合えるような店を出したいと独立した。「着物について話したり、質問にも答えたりを大事にしている。店内で飲み物を販売しているので気がつけば着物談義に花が咲いていることも。今年も着物の良さを伝えるために続けていきたい。フランスと日本をつなぐようなこともできれば」と抱負を話す。

 営業時間は10時〜18時。着物レンタルは要予約。

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