「三鷹の森ジブリ美術館」(三鷹市下連雀1)初の公式写真集「ジブリ美術館ものがたり」が3月20日、ディスカヴァー・トゥエンティワン(千代田区)から出版される。撮影はタイ在住のカンヤダさん。(吉祥寺経済新聞)

 【写真】「ジブリ美術館ものがたり」に収録された写真より

 カンヤダさんは、スタジオジブリ代表取締役プロデューサーの鈴木敏夫さんが2018(平成30)年に発表した初のノンフィクション小説「南の国のカンヤダ」に登場する人物。普段は撮影することのできない同美術館内をiPhoneで撮影した。

 鈴木さんは「ジブリ美術館を題材に写真を撮ったプロのカメラマンは200人を超える。彼女の撮った写真は、そのどれとも違っていた」と話す。担当者は「長年ジブリで働くスタッフたちですら驚かされた美術館の知られざる表情が写っていた」と振り返る。

 巻末にはスタジオジブリの社長で2代目館長の中島清文さんが手掛けた1万5000字を超える解説文と、鈴木さんによる「あとがき」も収録。テキスト部分は英語、中国語(簡体字)訳を掲載し、宮崎駿監督とのエピソードや美術館の裏話なども紹介する。

 「『大人が忘れた子どもの目線』をテーマに、童心に戻り、しゃがみ込んだりのぞき込んだりしてみなければなかなか見つけることのできない『ジブリ美術館のもう一つの顔』を見てもらえたら」と呼び掛ける。

 250ミリの正方形サイズ。160ページ。価格は3,800円(税別)。