武蔵野美術大学で島本脩二さんの「本を作る」展 学生作の「本」180点展示

武蔵野美術大学で島本脩二さんの「本を作る」展 学生作の「本」180点展示

 「島本脩二『本を作る』展 デザイナーと編集者の役割」が10月14日から、武蔵野美術大学美術館(小平市小川町1、TEL 042-342-6003)で開かれている。(北多摩経済新聞)

 島本脩二さん

 デザイン教育に尽力した講師による授業内容を展覧する「武蔵野美術大学のデザイン教育アーカイブ」の一環。同展では、2003(平成15)年から14年間にわたり視覚伝達デザイン学科の講師を務めた島本脩二さんの授業「編集とデザイン」を紹介する。

 会場では「20XX年の私」をテーマに学生が制作した課題書籍約180点を展示。「10年後の自分」を読者に想定し、学生自らが著者・編集者・デザイナーとなってA5判80ページの本をそれぞれ作り上げた。手製本した本から写真やコラージュを用いた本、鏡を挟みこんだ本まで、さまざまな工夫を凝らした作品が並ぶ。

 壁面には島本さんが編集者として50年にわたり手掛けた写真集や、1982(昭和57)年に企画編集したベストセラー「日本国憲法」など約140点の本も時系列で並べ、会場全体で「編集とデザイン」を表現する。

 島本さんは「講師を担当したきっかけは『エディトリアルデザインを学びたい学生がいるが、そのための授業がない』と大学から相談されたこと」と話し、「本は何かを『伝える』ためのもの。対象読者を見極め、伝えたい内容を『切り取る』編集作業を行い、最適なデザインを考えるという過程を経て作る。全てを一人でやり通すにはかなり負荷がかかるが、なんとかみんなやり通していた」と振り返る。

 展示を担当した美術館・図書館グループの上原彰子さんは「このように本を並べる展示はあまりない。先生の作品と学生の作品を共に見ることで、『本』について考えてもらえるのではないか。デザインを学んでいなくても、本が好きな方に来ていただき、美術大学でこんな授業も行っていると興味を持っていただければ」と話す。

 開館時間は10時〜18時(土曜、特別開館日は17時閉館)。入場無料。11月9日まで。


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