西武鉄道と東村山市は7月9日、東村山駅の発車メロディーに「東村山音頭」を復活させると発表した。(北多摩経済新聞)

 【写真】東村山駅1番線は国分寺線に加え、西武園線も発着する

 志村けんさんの代名詞として知られる東村山音頭の原曲は、1961(昭和36)年、当時の東村山町農業協同組合が中心となって作られた。1976(昭和51)年には同市出身の志村さんが、テレビ番組「8時だよ!全員集合」の「少年少女合唱隊」コーナーでアレンジ版を披露。覚えやすいフレーズとメロディーは多くの人に親しまれ、東村山の地名が全国に広く知られるきっかけとなった。

 3月29日に新型コロナウイルス感染による肺炎で亡くなった志村さんだが、6月25日に東村山市名誉市民として選定されたことを受け、「志村けんさんのご冥福を改めてお祈りし、そのご功績に対する感謝の気持ちを込め、今回の発車メロディー変更を実施することになった」という。

 使用する音源は、市政施行50周年を記念して東村山市在住の音楽プロデューサー・UZAさんと東村山市が作ったもので、長さは約5秒間。2014(平成26)年12月から2016(平成28)年3月までは、実際に東村山駅の一部ホームで使われていた。2020年東京オリンピックの聖火リレーで志村さんがランナーとして走る予定だった14日の始発電車から、国分寺線と一部の西武園線が発着する1・2番ホームで復活する。1番ホームと2番ホームでは、それぞれ異なる発車メロディーが流れる。

 発表を受け、SNSでは「復活おめでとう」「思い出してなんか泣ける」「1丁目をぜひ」などの反響が寄せられている。