西東京にインドカリー店「火曜日のカリー」(西東京市田無町2)がオープンして1カ月がたった。(北多摩経済新聞)

 【写真】営業日の外観

 店主の工藤千春さんは「自分の店を開きたい」と、経験を積むために昨年渡印した。レストランのキッチンで料理を学んで帰るも、新型コロナウイルスの影響により状況が一転。「本格的に開業するのはコロナが落ち着いてから」と考え、以前働いていた「カジュアルダイニング邑(ゆう)」の社長に間借り営業について相談。応援に後押しされ、週に1度火曜のみの営業スタイルで開店することになった。

 10代の頃から一人旅をし、結婚後も家族との旅行を続けているという工藤さん。開店に当たり「自分の味を確かめたかったこともあるが、何より楽しそうだと思った。いつも同じ味のカレーになるよう2カ月間ほぼ毎日試作したので、それを食べる家族は大変だったと思う」と振り返る。

 メニューは「スパイスチキンカリープレート」(900円)と「スパイシーシーフードヌードル」(750円)の2種類を中心に、日によって「カオマンガイ」や「ガパオライス」などをそろえる。アルコール類も提供し、おつまみとして「スパイシー枝豆」や、現地のレストランで賄いとして提供されていた「ダール」(豆のスープのようなもの)なども用意する。メニューによっては、テークアウトにも対応する。

 「スパイスチキンカリープレート」は1日30食限定。化学調味料、食塩、白い砂糖、サラダ油は一切使わず、ギリシャ産の天日塩で素材の水分を出し、スパイスとハーブで煮込む。シーフードカリーは、知り合いの鮮魚店「宝屋商店」から仕入れた新鮮なアラを下処理し、ハーブやタマリンドなどと煮込んだ、コラーゲン豊富なスープに仕上げている。

 店内には旅先のゲストハウスにあったような「情報ノート」が用意されており、訪れた客が自由にメッセージを書き込める。工藤さんは「現時点では12月末までの間借り営業を予定しているので、本場仕込みのカリーを試してもらえたら」と意気込む。

 火曜のみ営業。営業時間は、ランチタイム=11時30分〜14時30分、ディナータイム=17時〜21時30分(売り切れ次第終了)。