SC相模原は1月25日に開いた2020シーズンの新体制発表会で今年、J2ライセンスを申請すると発表した。(相模原町田経済新聞)

 ホームの市立「相模原ギオンスタジアム」はJ2施設基準を満たしていないため、2018年の基準改定で新たに加わった「5年以内のスタジアムの新設」という例外規定の適用が想定される。SC相模原を含む市内ホームタウン4チームは現在、JR相模原駅前への多機能複合型スタジアム建設を呼び掛けて署名活動を行っている。

 新体制発表会で、昨年と同じ「変革」をチームスローガンに掲げた三浦文丈監督は「変革は1年ではならない。今シーズンはJ2ライセンスを取得する予定。多機能複合型スタジアム建設の機運も高まっている。変革の年を強い気持ちで戦う」などと意気込みを見せる。新ユニホームのソックスは、J2昇格の思いを込めたという2本のラインが入る。

 昨シーズンは18チーム中15位。「ボールを大事にしすぎて推進力がなかった」(三浦監督)という反省をもとに、「スピード感を出せる選手」を揃えた。2016シーズンに監督を務めた薩川了洋さんがコーチに就任。「チームの雰囲気がいい。上位に食い込める」と話す。2シーズン目の稲本潤一選手も「期待してもらえる」などとチーム編成への手応えを明かした。

 選手27人のうち新加入は15人。GK=1ビクトル(FC岐阜、30)、DF=2夛田凌輔(ブラウブリッツ秋田、27)、18白井達也(神奈川大学、22)、14田村友(モンテディオ山形、27)、23中村龍雅(SC相模原U-18、18)、MF=20窪田良(ザスパクサツ群馬、28)、19清原翔平(ツエーゲン金沢、32)、24松田詠太郎(横浜F・マリノス、18)、17星広太(福島ユナイテッドFC、27)、28鹿沼直生(専修大学、22)、21上野賢人(東京国際大学、22)、FW=27和田昌士(ブラウブリッツ秋田、22)、13才藤龍治(カターレ富山、26)、15三島康平(ロアッソ熊本、32)、9ユーリ(フィゲイレンセ)の各選手(名前の頭は背番号、カッコ内は前所属チーム、年齢)。

 中村龍雅選手は、U-18日本代表候補にも選ばれ、ユースから初のトップ昇格を果たした。「早く試合に出られるように頑張る。勝利の際は、自分がサッカーを始めた理由でもある憧れの稲本選手とファミリアを踊りたい」などと抱負を語る。

 相模原のJ3リーグ開幕戦は3月8日、相模原ギオンスタジアムで藤枝MYFCと対戦する。