水戸芸術館現代美術センター(水戸市五軒町)が現在、アート作家11組とコラボした家庭用ワークショップキットを販売している。(水戸経済新聞)

 【写真】木のスプーン

 「おうち・こらぼ・らぼ」企画の一環。同館では4月、新型コロナウイルスの影響で「おうち時間」が増えたことから、自宅で楽しめる映像やぬり絵の無料配信などを開始。各種ワークショップ開催を予定していた夏イベントが中止となったことから、「芸術館に来られなくても、家で作品を作って楽しんでほしい。アーティストの視点や考え方にふれてほしい」との思いから自宅で楽しめるワークショップキットを企画した。

 キット開発にはこれまで同館でワークショップを行ったアート作家11組が参画。シールセット、絵本や木のスプーンを作るキット、ブローチを作る裁縫セットなど11点を用意する。キットには、材料のほか、オリジナルの作り方、アドバイスや視点など作家からのメッセージが書かれたカードも封入する。

 同キットの販売はアーティスト支援の目的もあるという。ラインアップは、開発好明さんの「未来郵便局」(320円)、アトリエゆたか「●▲■シール」(セット=500円、バラ=100円)、デザインレーベルseto(セト)の「ミノムシキーホルダー」、松原容子さんの「自分定規」、矢萩多聞さんの「紙はいきている きり紙でえほんをつくろう」、小出ナオキさんの「ボクのわたしのアートつみきをイチからつくっちゃおう!」(以上、1,000円)、当房優子さんの「toboの布遊び」、柵?茉莉子さんの「ぬいぬいワークショップ」(以上、1,200円)、松村泰三「光の箱」(1,300円)、木工作家・?山英樹さんの「磨いて仕上げる木のスプーン」(2,000円)、田中彰さんの「Coffee Harvest Tour in the Box」(4,200円)。

 「小さなお子さんから大人まで楽しめる多彩なジャンルを用意した。ある程度形ができあがっている物、想像力を膨らませて一から作る物があるので、手作りが苦手な方から器用な方まで楽しめるのでは」と同館スタッフ。

 販売は、ミュージアム・ショップ「コントルポアン」店頭のほか、水戸芸術館ウェブサイトの問い合わせフォームからの注文にも対応する。