盛岡市が公式ホームページで「新コロナウイルスに負けない!盛岡産農畜産物を家庭で美味(おい)しく食べて応援!」のページを開設し、料理レシピなどを公開している。(盛岡経済新聞)

 新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受け、臨時休校やイベント・外出自粛、インバウンドの大幅な減少などの状況が続く中、市内の飲食店や旅館などのほか、農畜産物の生産者へも少しずつ影響が出始めているという。

 そこで市は、盛岡産の農畜産物の消費を盛り上げようとホームページで盛岡産の食材を使ったメニューとレシピを紹介。外出を控える中だからこそ、家で盛岡のものを食べる動きにつなげることを狙う。

 市農政課の担当者は「例えば飲食店の利用が減ると、食材を売る人へ、そして生産者へと影響が出てくる。その結果、生産したものを安く売らなければならないが、需要も落ちる。市内での影響はまだ表面化していない部分も考えられ、先行きは見えない。飲食店、販売者、生産者からともに『大変だ』という声も聞こえる」と話す。

 紹介するレシピは、手軽で、普段料理をしない人でも作れるようなものを選定。休校などの影響受ける親の負担を減らそうと考えた。第1弾として紹介するレシピは「具だくさんの牛丼」。使う食材は牛肉と玉ネギ、シイタケ、糸こんにゃく、キクラゲなどで、盛岡産のものをそろえやすい。しょうゆやみそといった調味料に関しても地元産の使用を促す。味付けは少し濃い目くらいに調整するのがポイントだという。

 同じページでは盛岡産の農畜産物や加工品などが手に入る産直施設の一覧も掲載。併せて、花きの消費も減っていることから、花を飾って楽しむ提案も紹介している。

 レシピは市食生活改善推進委員団体協議会が提供し、今後も週1回のペースで更新を続ける予定で、旬の食材を使ったもの紹介する。更新の終了時期は未定で、様子を見ながら継続する。

 担当者は「今後もその時の状況にあった支援をしていく。こんな状況ではあるが、盛岡の農畜産物を知ってもらうきっかけにもなれば。外出を控え、自粛ムードも漂う中、少しでも家で役立つものを届けたい。ぜひ活用して」と呼び掛ける。