空席情報配信サービスを提供する「バカン」(東京都千代田区)が3月24日、南海電鉄が駅情報などを提供する「南海アプリ」に、南海なんば駅となんばCITY(大阪市中央区難波5)のトイレ使用状況が分かるサービスを追加した。(なんば経済新聞)

 【写真】空き状況配信サービスのイメージ

 南海電鉄が2019年12月にリリースした駅情報サービス「南海アプリ」。利用者は列車の運行情報や現在の走行位置を調べることができる。バカンと連携することで同駅構内4カ所のトイレのほか、隣接する商業施設「なんばCITY」本館1階〜地下2階にあるトイレ6カ所の空席状況を調べられるようになった。

 同社が開発したセンサーをトイレの扉に取り付けて空席状況を判断し、アプリに配信する仕組み。「バカン」広報担当者の大石かおりさんは「精度は100%に近い」と自信を見せる。設置箇所が少ない多目的トイレにもセンサーを導入し、利便性向上を見込む。

 電鉄アプリにトイレの混雑状況を表示するサービスは「小田急アプリ」「東京メトロアプリ」など関東にはあったが、関西は今回が初導入という。1日の乗降客数が25万人を超えることもある同駅ではピーク時にトイレに行列ができることもあり、隣接施設のトイレも含むことで混雑の解消を図る。