日本橋の老舗地図店「ぶよお堂」で地図塾 八重洲・京橋、絵地図片手に街歩き

日本橋の老舗地図店「ぶよお堂」で地図塾 八重洲・京橋、絵地図片手に街歩き

 日本橋の地図専門店「ぶよお堂」(中央区日本橋3、TEL 03-3271-2410)で6月16日、「第5回日本橋『日曜・週末地図塾〜地図絵師高橋美江の散歩学入門(現地編)』」が開催された。主催は日本地図学会。(日本橋経済新聞)

 京橋にある、大正十年創業の焼き鳥屋「伊勢廣」の外観裏手

 1897(明治30)年創業の武揚堂の出版・書店販売部門を継承し2007年に設立した同店。昨年創業120年を迎え、今年5月にリニューアルした。顧客である地図愛好家の要望に応え店内中央に大きなテーブルを設置し、地図を広げて閲覧できるスペースを用意。土日の営業も開始した。

 「地図塾」は、メディアなどで「地図」が取り上げられることも増えている中、地図の魅力を広めることを目的として、今年4月8日から毎月2回、同店地下店舗の一角で開催。毎回異なるゲストスピーカーを招き、地図の魅力を掘り下げるマニアックな内容が好評を得ており、今回も13人の参加者中11人がリピーターだという。

 講師に地図絵師でイラストレーターの高橋美江さんを迎え、20分の座学の後に今回は特別に散歩屋でもある高橋さんのガイドで八重洲・京橋地区を散策した。

 座学では高橋さんが「街歩きに必要なのは『柔軟な脳みそと好奇心』。メジャーな観光地だけでなく、普通の観光では素通りしてしまうスポットなどを見て回ると街が多面的に見えてくる」と解説。街歩きでは、「ぶよお堂」店舗の江戸地図上の確認から始まり、ヤン・ヨーステン記念碑、伊勢廣の外観、八重洲ブックセンターと二八そば寿美吉にある2体の二宮金次郎像、明治屋店舗内の大理石にあるアンモナイト、警察博物館などを見て回った。

 参加者全員が地理や地図の愛好家であるため、道すがら「グッとくる高低差」や、雨水道の成り立ち、境界鋲と道路の関係など、互いの知識について解説し合う光景も。前日までの雨も上がり、参加者は高橋さん制作の絵地図を片手に梅雨の晴れ間の街歩きを楽しんだ。

 次回「地図塾」は6月22日19時から。講師はスイーツで地形を表現する地図デザイナー杉浦貴美子さん。参加費1,000円(日本地図学会会員は500円)、15人限定。申し込みはメールで受け付ける。


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