「油断せず、今こそオウチに」との願いを込めて「パン工房ジョイ」(小田原市永塚)の三浦昌弘さんが職場の仲間とパンを使ったメッセージボードを制作して「STAY HOME」を呼び掛けている。(小田原箱根経済新聞)

 【写真】パンの宅配も高齢の方や「STAY HOME」している方々から喜ばれた

 「パン工房ジョイ」では、ゴールデンウィーク前にパンの宅配サービスを期間限定で行い喜ばれた。その経験から「家にこもること」の大切さや難しさ、家での食事をより楽しむためにパン屋の役割があることを知った。併せて、「笑顔になれるパン」が必要であることを学んだ。

 小田原・箱根地域にも経済活動のセーブによる厳しい状況は続いている。「セーブしながら明日のタネを蒔(ま)く」。この微妙な駆け引きの必要性を感じている人は多い。イベントや店頭販売が中止する中、新商品の開発を進めテスト販売をしている。

 そのひとつが「味噌(みそ)パン」。小田原市内の老舗みそメーカー「加藤兵太郎商店」(小田原市扇町)の「いいちみそ」を使用した食パンで和風感覚の味わいが特徴。三浦さんは「この厳しい状況に負けたくない。オウチにいるけど動きは加速している。好評だったパンの宅配も要請のあるお宅に期間限定で再開する」と意欲を見せている。