オンラインスナック「鉄子の部屋」が4月29日、ウェブ会議システムZOOMを使って岡山で開かれた。(岡山経済新聞)

 スナック「鉄子の部屋」は、昨年6月から、実店舗を持たない「旅するスナック」として、ハッシュタグ(岡山市北区北長瀬表町2)、Barおじさん(岡山市北区柳町2)、ZibaPlatform(津山市山下)がこれまで11回開催してきた。新型コロナウイルスの感染拡大の防止のため、実店舗の営業をやめ、3月25日にオンラインスナックを始めた。

 同店ママの長江由美子さんは、キャリアコンサルタントとして10年以上の経験を持つほか、岡山県内の大学でキャリア形成論などの講師を務めている。パワーリフティングの選手でもあり、2016(平成28)年世界ベンチプレス選手権大会マスターズ1で銅メダルを獲得している。店名は、テレビ番組「徹子の部屋」のように楽しい話ができる場所として、バーベルの「鉄」を絡めて「鉄子の部屋」とした。

 長江さんは「オンラインのコミュニケーションは言葉が重要。リアルなスナックでは、動作や笑顔、気遣いなど言葉ではない空気感でコミュニケーションが取れた。遠慮してしまう人や言葉にするのが苦手な人には、慣れるまで時間がかかることも。どこからでも来店できるというメリットもある」と話す。

 オンラインではオープン時間を16時、19時、20時の3部に分けて営業した。自分の好きな飲み物を用意して参加してもらい、参加費は無料。定員は各回約10人とした。「新型コロナウイルスの感染拡大により、命のこと、経済のこと、心のことなど誰かと話がしたい人は多い。心境や考えていることを言語化することを得意としている。もやもやした気持ちを一緒に話しできれば、何かが変わるかも」と長江さん。

 オンラインスナック「鉄子の部屋」では5月21日、パーソナルスタイリストの霜鳥まき子さんをゲストに招いて、トークショー「プロが教える上半身力アップ術」として営業する。チャージ料は2,000円。peatix(ピーティックス)受付・決済する。今後も月2回の定期開催を予定している。