幕末・維新の佐賀演じる「八賢人おもてなし隊」が5周年 笑いと感動で歴史伝える

幕末・維新の佐賀演じる「八賢人おもてなし隊」が5周年 笑いと感動で歴史伝える

 佐賀城本丸歴史館(佐賀市城内2)で上演されている「幕末・維新 佐賀の八賢人おもてなし隊」による寸劇が9月3日、5周年を迎えた。(佐賀経済新聞)

 会場の様子

 「幕末・維新 佐賀の八賢人おもてなし隊」は、江戸末期から明治初期にかけて活躍した佐賀出身の鍋島直正、大隈重信、副島種臣、江藤新平、島義勇、大木喬任、佐野常民、枝吉神陽に扮(ふん)して歴史エピソードを演じる佐賀の役者集団。2012年1月に結成し、同年9月から佐賀城本丸歴史館で毎週日曜に上演を続けてきた。

 当日は、これまで上演してきた3演目に加え、日本にドイツ医学を導入し近代医療の礎を築いた相良知安(ちあん)らの活躍を描いた「あまねく人を」を初公開した。会場には多くの観客が集まり熱演に拍手を送ったほか、役者たちとの交流や記念撮影で盛り上がりを見せた。

 同隊副代表で島義勇役の谷口文章さんは「賢人の功績を笑いと感動を交えて伝えることに力を尽くしてきた。今日たくさんの客を目の前にして、自分たちのやっていることが思っていた以上に多くの人に届いていることを改めて実感した」と話す。

 同代表で大隈重信役の青柳達也さんは「皆さんのおかげで5周年を迎えることができた。単に史実の説明ではなく、なぜそれをしたのか、そこにどんな思いがあったのかを表現できるのは演劇ならでは。これまで22本のオリジナル作品を上演したが、掘り起こせていないエピソードがまだまだある。今後もどんどん歴史の新たな面白さを伝えていきたい」と意欲を見せる。

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