渋谷・円山町の「clubasia(クラブエイジア)」などを運営するカルチャー・オブ・エイジア(渋谷区道玄坂2)は、ライブハウス「VUENOS(ヴエノス)」など自社が手掛ける3店舗を5月31日で閉店すると発表した。(シブヤ経済新聞)

 【写真】存続を目指し支援を募る「clubasia」(外観)

 同社は1996(平成8)年3月、「Shibuya O-EAST(現TSUTAYA O-EAST)」などのライブハウスが集積する円山町・道玄坂エリアに収容人数700人を超えるclubasiaをオープン。1998(平成10)年3月には、clubasiaと道を挟み向かい側にVUENOSをオープンした。VUENOSの同じビルの上階には、その後2001(平成13)年4月に「asia P」を開き、翌2002(平成14)年11月、さらにその上階に「LOUNGE NEO」を出店。asia Pは2010(平成22)年2月、「Glad」にリニューアルしていた。

 各店では、新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言の発出を受け営業を自粛。これによる事業縮小に伴い、今回、clubasiaを除く3店舗の閉店と同ビルに構えていたオフィスの撤退を決めたという。閉店の知らせを受け、ネット上では店での思い出を語る投稿や、「悔しすぎる」「ショック」「さみしい」などの投稿が相次ぎ、閉店を惜しむ声が聞かれている。

 同社では、clubasiaの存続も「危機を迎えている」として、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」で存続支援プロジェクトを立ち上げ、支援を呼び掛け。イベント企画やアーティストマネジメントなどを手掛けるアソビシステム(神宮前3)の中川悠介社長や、パーティークリエーター、アフロマンスさん率いるAfro&Co.(南平台町)のDJ YAS(from TIGHT)さんなどの人気DJらが応援コメントを寄せている。

 リターンは、2,000円以上=お礼メールと壁面ポスターへの名前掲載、3,000円以上=5ドリンク付きなど、5,000円以上=お礼インビテーション(2公演入場券+4ドリンク)やロゴ入りTシャツなどで、最高額の10万円以上は2年間、clubasiaのクラブパーティーが入場フリーになり、入場ごとに2ドリンクなどの特典が付く。目標金額500万円に対し、初日となる5月1日の15時15分現在で支援総額は1,600万円を超えている。締め切りは6月15日。