渋谷区内各エリアのテークアウト・デリバリー情報をまとめたサイト「渋谷区テイクアウト・デリバリーMAP」が5月7日、開設された。(シブヤ経済新聞)

 新型コロナウイルスの影響で売り上げが激減している地元の飲食店を支援しようと、恵比寿新聞編集長の高橋賢次さんが3月下旬、恵比寿エリアのテークアウト・デリバリー情報を、グーグルマップを使って位置情報と共にまとめて公開を始めた。日々状況が変わる中、ネットにある二次情報ではなく、営業時間やメニューなどの情報を飲食店に直接連絡を取って掲載することを心掛けたと言う。

 恵比寿のマップを見たNPO法人「代官山ひまわり」創設者で区議の森田由紀さんが、代官山でも情報を提供できればと高橋さんに連絡を取った。その後、幡ヶ谷の個店から成る「幡ヶ谷極(きわむ)リーグ」の中心メンバーでタイ料理店「スパイスマーケット」店主の慶松(けいまつ)さんも高橋さんにコンタクト。さらに、富ケ谷・奥渋エリアで「代々木深町マルシェ」を運営する永井さんともつながるなどして11の団体による広域マップの実現につながった。

 エリア検索やジャンル検索機能も備えたサイトには現在、約300店の情報を掲載。各店のページにはツイッターのタイムラインも埋め込み、情報発信を行っている店については最新情報が分かる工夫も凝らす。新型コロナ禍の下、営業時間やメニュー等の変更も多いため、各エリアの担当者が店から直接得た情報を元に1日40〜50店の情報を更新しているという。

 サイトのキャッチフレーズは「おいしい渋谷と自宅をつなぐ」。「それぞれに特色のある飲食店は、まさに街の色。小さな店をつぶしてはいけない」という思いで始めた高橋さん。「外出自粛が続くが、おいしいごはんで少しでも元気になっていただければ」と利用を呼び掛ける。

 掲載希望店はサイトのフォームから申し込む。