下神明駅近くにテークアウトの菓子店「Lily queue(リリークゥ)」(品川区二葉2)がオープンして3カ月がたった。(品川経済新聞)

 【写真】ショーケースに並ぶ菓子

 店主は下神明駅近くで生まれ育ち、下神明天祖(しもしんめいてんそ)神社(品川区二葉1)で巫女(みこ)として舞の手伝いをすることもあったという。調理コースがある高校を卒業後、菓子の専門学校で学んだ。「幼い頃から将来の夢はケーキ屋を構えること。祖父母が米屋を営んでいて、店の経営は身近だった」と話す。

 店の外観は、専門学校の研修で訪れたヨーロッパの菓子店がコンセプト。店舗面積は約4.4坪。

 「旅行が好きで、さまざまな国の食べ物を取り入れたいと思った」と話す店主。菓子は、植物油を原料としたショートニングやマーガリンは使わずに、店主が心から納得のいく材料を使うことがモットー。「伝統やはやりを取り入れつつ、国を限定しないで、他店ではなかなか目にすることがない菓子を販売する」とも。

 人気の「バスクチーズケーキ」(500円)、「バナナブレッド」(400円)を中心に、季節に合わせたケーキなどを並べる。客単価は1,500円。

 「この辺りには店が少ないため、開店してくれてうれしいと声を掛けられる」と店主。近隣の小学生が立ち寄ってくれることも多い。客層は近隣住民を中心に、子どもから高齢者まで幅広い。

 「毎週来てくれるお客さんもいるので、商品はなるべく入れ替えるようにしている。今後はネット販売もやっていきたい。もっといろんな人に知っていただければ」とほほ笑む。

 営業時間は12時〜18時。