洋風総菜を扱うデリカテッセン兼バルとして今年1月にオープンした東五反田・島津山エリアの「食品工場GOTENYAMA(ゴテンヤマ)」(品川区東五反田3、TEL 03-6821-0088)が、真空パックの総菜セット「つくりおきデリ」の販売を開始した。経営はギフト用調味料「東京さしすせそ」など食品の総合プロデュース業を手掛けるフードリレーション(同)。(品川経済新聞)

 【写真】「食品工場GOTENYAMA」外観(提供:食品工場GOTENYAMA)

 同店は50年以上続いた鉄工所の跡地を改装し、店内飲食だけでなくテークアウト、デリバリー、ケータリングに対応することから、店名を「食品工場」にしたという。店舗面積は27坪、席数は39席。

 オーナーの栗尾幸二郎さんは「コンセプトは、地域の人がくつろげるコモンスペース。ただの飲食店ではなく、おいしい料理を食べながら地域の人同士がつながったり、新しいことを発見できたりする場を目指している」と語る。

 オープン以来、昼はカフェレストラン、夜はバル業態で営業してきたが、新型コロナウイルス感染症対策のため、4月上旬に店内営業を休止。共働き家庭が多く、食事の準備に苦労しがちな地域住民への貢献を考え、以前からテスト販売していた総菜まとめ売りのテークアウトを本格化したという。

 販売商品の「つくりおきデリ」(大人2人・子ども2人用=9,670円、大人2人用=5,670円)は、店内で手作りした総菜9品のセットで、メインのおかず4品、副菜5品で構成する。何度も買い物に行かなくて済むよう、量は1人当たり4食分を想定する。一品ずつ真空パック包装され、冷凍・冷蔵保存が可能。

 メニューは週替わりで「ハヤシライス」「チキンピカタ」「さつまいものレモン煮」「しっとりやわらか蒸し鶏きゅうり」「こんにゃく入りひじき煮」など。大人から子どもまで食べられる料理を心掛けているという。

 「総菜は全て、管理栄養士やフードアナリスト、野菜ソムリエなどの資格を持つ食のプロが手作りしているので、お子さんにも安心して食べさせられる。地域の方からは、『外食やスーパーでの買い物が難しく、毎日の食事の用意が大変なのでありがたい』と好評」と栗尾さんは胸を張る。開設したばかりの公式LINEアカウントの登録者数は1カ月で423人(2020年5月3日現在)に増え、需要の高まりを感じているという。

 「東五反田は、共働きでお子さんがいる家庭が多い地域。『新型コロナウイルスの流行が収束した後も続けてほしい』との声を頂いている。今後も「つくりおきデリ」を通して、地域の皆さまの力になれれば」と意気込む。

 「つくりおきデリ」は2日前までの予約制で、公式LINEアカウントや電話で受け付ける。受け渡しは店頭で行う。販売期間は未定。