早稲田大学の文化・芸術サークルをつなぐプロジェクト「SHARP♯」が、早稲田の応援ソング「そして紺碧(こんぺき)の空へ」の第1弾のミュージックビデオを6月27日に、第2弾のリリックビデオの女性ボーカルバージョンを7月7日に、それぞれユーチューブで公開した。(高田馬場経済新聞)

 【写真】「そして紺碧の空へ」の歌詞

 「SHARP♯」は早稲田に広がる世界の文化・芸術の価値を届ける公演を開催予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止になった。代替企画の第1弾として21の学生団体で「紺碧の空」を演奏する動画を5月2日に発表していた。第2弾となる「紺碧のうたプロジェクト」では早稲田を応援する楽曲「そして紺碧の空へ」を制作した。

 「SHARP♯」代表の遠藤伶さんは「そして紺碧の空へ」制作のきっかけについて「コロナ禍で早大生はキャンパスに通えず、サークル活動もできない苦しい日々が続いている」とし、「その反面、早稲田で過ごす日々の大切さに気付けた。湧きあがってきた思いを一時的にするのではなく、未来へとつながり、早稲田で語り継がれる歌として残したかった」と話す。

 「そして紺碧の空へ」は、早大OBの作曲家・杉山勝彦さんが作曲し、ツイッター上で集められた歌詞を基に作詞も行った。ミュージックビデオのボーカルは、ゴスペラーズで早大OBの村上てつやさん、主演女優は現役早大生で「Waseda Collection2020」モデルの三島唯さん、足立夏保さん、ミュージックビデオの監督は現役早大生の稲場友亮さんが務めた。ユーチューブの再生回数は7月7日時点で2万回を超えている。遠藤さんは「ミュージックビデオを通して早稲田らしさとコロナ禍で変容した早稲田の現実を伝えたかった」と話す。

 第2弾は女性ボーカルバージョンとしてオーディションにより選ばれた井原理紗子さんが歌い、早稲田大学交響楽団が演奏を行った。リリックビデオは「早大生の等身大の思いの詰まった」歌詞に焦点を当てていることが特徴。遠藤さんは「映像を通してではなく、音楽を通してこれを歌いたいと思っていただきたい。歌詞が早大生に響いてほしい」と話す。「ボーカルも演奏も早稲田生が行っている。早稲田生が表現する音楽を感じていただければ」と呼び掛ける。

 第1弾、第2弾の公開がツイッターで発表されると「またいつか、必ず、肩を組んで、笑顔で、『紺碧の空』を歌える世の中になりますように」「メチャメチャ感動しました ありがとぉ」「泣けるやんけ!!!! 」(以上、原文ママ)と喜びの声があふれた。

 公開にあわせて、西早稲田のカフェ「Whistle CAFE(ホイッスルカフェ)」(新宿区西早稲田2)では、リリースを記念した「SHARP♯」とのコラボメニュー「ナスとベーコンのトマトクリームパスタ」(サラダ、コーヒーまたは紅茶付き、1,100円)の提供を始めた。

 遠藤さんは「第2弾リリックビデオは早稲田現役生が中心となり楽曲を作成した。早稲田生が今感じているキャンパスに通えないことの辛さ、早稲田で過ごした日々の大切さといった等身大の気持ちがそのまま表れている作品だと感じている」と話す。

 「自分が送ってきた、もしくは今後送ろうと思っている早稲田での学生生活がより如実に浮かび上がってくる印象を受ける。この作品を基にした早稲田合唱バージョンを8月上旬に公開予定なので、皆さまにも歌って参加いただければ」と呼び掛ける。