「ウォークスルー型図書自動貸出システム」の運用が1月7日、「有田川町地域交流センター ALEC(アレック)」(有田川町下津野、TEL 0737-52-4730)で始まった。(和歌山経済新聞)

 有田川町のアレックで開かれたオープニングセレモニーでのテープカットの様子

 アレックは2009(平成21)年にオープンした図書施設、多目的ホール、オープンテラス、カフェを併せ持つ複合施設。図書スペースに、一般書4万冊とコミック4万冊を収蔵する。

 同システムは、利用者カードと借りたい図書を持ってゲートを通過するだけで貸し出し処理が完了する仕組み。「富士通マーケティング」(東京都)がシステム開発を行った。本の返却時には自動返却ポストを使うことで、利用者の利便性向上と図書施設運営の効率化を目指す。

 読み取りゲートのデザインは「オリエントホームズ」(和歌山市)が手掛け、施設コンセプトに合わせ洋書風の外装を採用した。利用者カードもIC化に伴い「tupera tupera(ツペラツペラ)」さんが描いた「絵本のまち有田川」のロゴマーク入りのデザインに刷新した。

 システムを使った有田市在住の30代の女性は「年末に来館した時に、今日がシステム稼動日だと知り楽しみにしていた。手軽に簡単に利用できてうれしい」と笑顔を見せる。

 センター長の青石賢治さんは「このシステムが入ったことで、司書もカウンター業務以外の仕事に注力することができるようになるので、棚の作り込みなどに力を入れたい。駅の改札のような扉もなくトンネルをくぐるだけという、誰でも簡単に使える日本初のこのシステムをぜひ体験しに来てほしい」と来館を呼び掛ける。

 開館時間は、火曜〜金曜=10時〜19時、土曜・日曜・祝日=10時〜17時。月曜休館。