「STAR FOREST(スターフォレスト)」(日高郡みなべ町山内)の天体観測ツアーが5月21日に再開した。(和歌山経済新聞)

 【写真】プラネタリウムアプリ「stellarium」を使ったオンライン星空ツアーの様子

 同ツアーは、熊野古道沿いの海辺で、ガイドの解説を聞きながら、夜空の天体を観測する。約1時間のツアーでは、前半は肉眼で星や星座などを観測し、後半は天体望遠鏡を用いて月や土星などを観測する。

 星空ガイドを務める代表の角田夏樹さんは、茨城大学で天文学を専攻。2010(平成22)年に卒業旅行で訪れたニュージーランドのテカポ湖で、初めて星空ツアーに参加し、2013(平成25)年には同地で星空ガイドを務めた。2017(平成29)年から地元のみなべ町で星空ガイドを始めた。

 外出自粛期間中は「オンライン星空ツアー」のみを約30回開催。オンライン会議上でプラネタリウムアプリ「stellarium(ステラリウム)」の画面を見せながら、天体や星座の解説を行った。当日の和歌山の星空のほか、参加者からのリクエストで江戸時代の大政奉還の日の京都の星空などを案内したという。今後は希望があれば、オンラインでの星空解説にも応じるという。

 角田さんは「参加者は、星・宇宙が好きな初心者が大半。『興味はあるけれど自分で見ても分からない』『案内してもらってどの星か分かった』という声が多い。知識がゼロでも楽しんでもらえることを目指している」と話す。「オンライン参加者から星空ツアーの予約をいただけた。実際の星空を一緒に見るのが楽しみ」と笑顔を見せる。

 星空ツアーは1日2回開催。夏季は20時、21時30分、冬季は19時、20時30分。大人=3,000円、中学生以下=2,000円(3歳未満無料)。オンライン星空ツアーは、大人=1500円、中学生以下=500円。

※大学名に誤りがあったため修正しました(2020年7月1日 18:30修正)。