日本の食文化を題材にした日仏合作ドキュメンタリー「千年の一滴 だし しょうゆ」の上映会が9月26日・27日、ゲストハウス「入江宿(イリエヤド)」(白浜町堅田、TEL 0739-33-7393)で開催された。(和歌山経済新聞)

 【写真】上映会終了後にお客様から感想を聞くオーナー

オーナーの岩崎勇樹さんは、1階のラウンジを改装し、ソファやローテーブル、暗幕を設置したシアタールームを整備。1日4回の上映会を開催した。当日、敷地内に設けた物販コーナーには、福梅本舗(同)、湯浅ワイナリー(湯浅町栖原)、「3時のかんぶつ屋さん」(海南市藤白)が出店した。

 同作は、2013(平成25)年オンエアのNHKスペシャル「和食」をベースに、柴田昌平監督がパリに行き、フランス人プロデューサーや海外スタッフと製作。2章構成で、1章「だし 大自然のエッセンス」は日本独自の味覚「うまみ」を生み出す食材と健康をテーマにする。2章「しょうゆ ミクロの世界との対話」は和食の調味料(しょうゆ・みそ・酒・みりん)を生み出すこうじカビと職人の千年間培った知恵に着目し、日本食独自の文化と味わいを紹介する。上映時間は100分。

 上富田町から参加した女性は「日本の食文化の奥深さに感動した」と話す。湯浅町在住の女性は「普段意識することがない食文化とそれを生み出す職人の知恵に感激した」と話す。

 岩崎さんは「お客さまからの紹介で『千年の一滴』を知った。国内・海外のお客さまから地元名産品や珍しい物を聞かれる機会が多い。日本・和歌山の文化に関心はあるが、それをどう伝えるかに興味があった。販売・レンタルでは観賞できない作品だったが、柴田監督から上映会開催のご提案を頂き、和歌山初上映につながった」と話す。「今後も上映会など文化発信を行っていきたい」とも。