ジェイエイてんどうフーズ(天童市老野森)が運営する「サンピュア」(天童市鍬ノ町2、TEL 023-658-8101)が4月27日、県産食品と温泉街の動画などを組み合わせ、山形旅行気分を味わえるセットの通信販売を始めた。(山形経済新聞)

 【写真】「行けぬなら、お届けします、山形を 〜蔵王・銀山2泊3日のバーチャルはしご旅〜」のセット

 今回、販売を始めたのは「行けぬなら、お届けします、山形を 〜蔵王・銀山2泊3日のバーチャルはしご旅〜」。新型コロナウイルスの影響により苦境に立たされる観光関連産業を、少しでも盛り上げたいと企画した。

 同店の西塚誠一店長は「観光さくらんぼ園では団体客のほとんどがキャンセルになるなど観光関連産業が機能していない状況。当面は観光を控える動きが加速するのではないかと危機感を抱き、4月中旬から構想を練ってきた」と話す。

 同セットでは、首都圏在住の50代以上の夫婦による2泊3日の山形旅行を想定し「旅のしおり」を設定。道中の温泉街を散策した動画のURLや観光パンフレット、旅程とリンクして考えられた県産食品、蔵王温泉と銀山温泉の入浴剤などがセットになる。セットに含まれる県産食品は、すき焼き用山形牛400グラム、芋煮2人前、庄内豚の角煮、さくらんぼ漬け、鳥中華、玉こんにゃくなど計約20種類。

 西塚店長は「ゴールデンウイークに山形に帰省する予定だった親戚に送りたいという声もある。5月中旬には、天童温泉周辺を旅するサクランボ狩りツアーのセットも販売を予定している。セットには当店名物のジェラートを食べられる有効期限なしのチケットも同封しているので、コロナが収束したら、ぜひ山形に遊びに来ていただきたい」と話す

 価格は送料込みで1万3,000円。同社直営のオンラインサイト「天の童(てんのわらべ)」などで販売する。