新型コロナウイルスの影響で集客に苦戦する店舗を構える事業者を、地元のフリーランスで結成したチームがサポートする地域支援プロジェクト「んだねっと」が7月6日、スタートした。(山形経済新聞)

 東根市在住の販売アドバイザー・高橋勇貴さんと、山形市在住の中小企業診断士・室岡庸司さんが立ち上げたプロジェクト。

 高橋さんは「これまでに繊維関連の製造業を中心に、県外への販路拡大などを手掛けてきた。室岡も宮城県の生活用品メーカーで営業や企画などの経験を経て、中小企業診断士として独立した。販売という私たちの得意分野を生かして店の集客に貢献したい」と話す。

 「んだねっと」の対象地域は、経営相談ができる機関が多い山形市を除いた、天童市、東根市、寒河江市、村山市、河北町の4市1町。新型コロナウイルスで外出を自粛していたり、店舗を離れられなかったりする事業者でも利用できるようにと、アドバイザーらが訪問して相談を受ける出張型のサービスとなる。

 価格は1カ月間での経営相談+集客ツール製作=10万円、3カ月間での経営相談+集客ツール製作=25万円など。集客ツールは、ウェブサイトやチラシ、パッケージなどを想定しているという。

 高橋さんは「『まず、何か動きたい』という方のために1カ月の短期集中プランも準備した。スピード感を持って、ワンストップで集客ツールを製作するなどし、1カ月で何かしらの成果を出す。コロナ禍を転機として、既存顧客とは違うニーズの掘り起こしなど新たなチャレンジのサポートができれば」と話す。

 室岡さんは「事業の強みを共に考えながら、県内だけでなく県外にも山形の企業の魅力をアピールしていければ。フリーランスのネットワークや知見、スキルを活用し、地元密着で企業をサポートしていきたいし、自粛などの影響で仕事が減少しているフリーランスの仕事の創出にもつなげていきたい」と話す。

 問い合わせは高橋さん(TEL 080-1856-9156)まで。