新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、東京五輪・パラリンピックの1年延期が確実となった。聖火リレーのランナーなど県内の関係者は「中止ではなく延期で良かった」ほっとした様子。一方、ホストタウンとして受け入れ準備を進める自治体は今後の対応に頭を悩ませ、ボランティアでの参加を予定していた県民も落胆の色をにじませた。代表入りを目指してきた県勢選手は「1年なら頑張れる」「しっかり準備するだけ」と既に気持ちを切り替えている。
 チケットを手に入れ観戦を予定していた県民は安堵(あんど)の表情。「開催されても感染が心配で行けないと思っていたので安心した」。日向市江良町3丁目の鍼灸(しんきゅう)師、江藤健一さん(46)。友人とバスケットボール男子準々決勝の観戦を楽しみにしており、「安全な環境で、世界の人と交流したい」と話した。