2020年10月15日に銘柄コード:2620 iシェアーズ 米国債1-3年 ETF、銘柄コード:2621 iシェアーズ 米国債20年超 ETF(為替ヘッジあり)が新規上場することから、この新しいETFの特徴、組成や設定のねらいについてご紹介いたします。

基本情報

新しいETF組成の思い

現状、東証には証券コード1656:iシェアーズ・コア 米国債7-10年 ETF、証券コード1482: iシェアーズ・コア 米国債7-10年 ETF(為替ヘッジあり)を上場しており、9月15日現在、残高は253億円程度まで増加しています。そうした中、1-3年と20年超(ヘッジあり)の2本のETFを上昇することで、米国債の短期・中期・長期の3つの年限レンジが揃うことになり、タイミングやマーケットビューに応じて、機動的な投資をすることが可能となります。

新しいETFの特徴

米国債1-3年は、年限が短いため金利の感応度は小さく、為替の動きの影響(円安はプラス要因、円高はマイナス要因)によってパフォーマンスが最も影響するETFです。

一方、20円年超(為替ヘッジあり)は、米国の超長期金利に投資を行うもので、為替ヘッジコスト勘案後の利回りを得ることを目的としています。米国金利が低下(債券価格が上昇)するとプラス要因となり、反対に金利が上昇(債券価格が下落)するとマイナス要因になります。

連動指標のパフォーマンス

(出所)ブルームバーグ、FTSE 2013年12月末を100として指数化、期間2013年12月末〜2020年8月末

【対象指数の利回り】

(出所)ヘッジコストは3ヶ月物フォワードを用い、米ドルの対円レートから概算を表示しています。上記は、弊社が、本資料作成日現在、入手可能なデータ・情報に基づき分析・検証を行ったものであり、将来の市場の動向及び将来のパフォーマンス等を保証・示唆するものではありません。

パフォーマンスの特徴

米国債1-3年は、円安の局面でプラス、円高の局面でマイナスの動きとなっています。したがって、米国金利が大きく上昇しない中で為替は円安を見込む場合に有効な商品となります。

米国債20年超(為替ヘッジあり)は、米国金利が低下(債券価格の上昇)する局面で、リターンを得ることが可能な商品になります。一方で、金利が上昇する(債券価格が下落)局面では、パフォーマンスは悪化します。為替ヘッジを付けることで為替リスクを低減しておりますが、ヘッジコストがかかる場合があります。ヘッジコストは基準となる通貨(円)がヘッジ対象となる通貨(米ドル)よりも低金利の場合に発生します。

投資家の皆さまへ

世界の債券ETF残高は、2020年8月末基準で150兆円を突破しており、ETFは日経225やTOPIXのような株式だけでなく債券投資にも活用されることが増えています。10月15日には、本ETFを含めて4本の債券ETFが新規に上場して、国内最多の9本の債券ETFを揃うことになります。是非、投資ニーズに沿ったETFを探していただき、ETFでの債券投資をご検討いただければ幸いです。


【参考情報】

● 情報ベンダーコード
(ETFコード)
米国債1-3年 Quick:2620/T、Bloomberg:2620 JT Equity、Refinitiv:2620.T
米国債20年超(ヘッジあり) Quick:2621/T、Bloomberg:2621 JT Equity、Refinitiv:2621.T
(対象指標)
FTSE米国債1-3年セレクト・インデックス(国内投信用 円ベース):Bloomberg:CFIIUJ13 Index
FTSE米国債20年超セレクト・インデックス(国内投信用 円ヘッジ円ベース):Bloomberg:CFIIUJ2C Index

● 対象指標の算出要領
FTSE米国債1-3年セレクト・インデックス(国内投信用 円ベース):https://www.yieldbook.com/m/indices/single.shtml?ticker=CFIIUJ13
FTSE米国債20年超セレクト・インデックス(国内投信用 円ヘッジ円ベース):https://www.yieldbook.com/m/indices/single.shtml?ticker=CFIIUJ2C

※指数のディスクレイマーについては下記をご参照ください。
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