こんなにある!家族の死後、手続きに必要な書類一覧

こんなにある!家族の死後、手続きに必要な書類一覧

 今、家族が突然亡くなったら、あなたは何の準備もしなかった自分を悔やむだろう。死後の手続きは少なくとも30以上あり、何も知らないと延々と続く「手続き地獄」にはまるからだ。逆に「何を」「どこに」「いつまでに」を押さえれば、対策も打てるはずだ。

 葬儀が終わるまでの、およそ死後1週間の手続きは、基本的には葬儀社に“丸投げ”だ。死亡届も、死亡診断書も、火葬許可申請書も、葬儀社が役所への提出を代行するパターンがほとんど。問題なのは、葬儀が終わった後だ。神奈川県在住の48才主婦・遠藤さんが話す。

「2年前、父が急病で亡くなりました。悲嘆に暮れながら、葬儀のドタバタをやっている時に、葬儀社から『死亡診断書』のコピーを1通、受け取りました」

 死亡診断書の原本は7日以内に役所に提出するルールなので、葬儀社がコピーを取って、提出してくれたのだろう。ちなみに、死亡診断書は、死亡届と一緒に原本を役所へ提出するため、後の手続きはコピー(写し)で代用できる。

「葬儀が終わっても息つく暇もありません。14日以内に父の年金の受給を停止しなければならないので、年金事務所に行くと、死亡診断書が必要だったので提出しました。その後しばらくして生命保険金を請求しようとしたら、また死亡診断書が必要だという。もうコピーが手元にないので、わざわざ役場に行って、350円を払い、1枚コピーして、保険会社に郵送しました」(遠藤さん)

 この診断書をめぐる手間は、それだけでは済まなかった。

「3か月ほど経って落ち着いてから、役場に5万円の葬祭費を申請しに行くと、またまた窓口で死亡診断書が必要になった。役場だったので、別の窓口でコピーを取らせてもらおうとすると、担当者は『もう役場では取り扱っていません』。聞くと、遠くの法務局まで取りに行かないといけないと…」(遠藤さん)

 相続・終活コンサルタントの明石久美さんが話す。

「診断書の提出後、およそ1か月は役所で取得できますが、それ以降は法務局へと移管されます。すべての町にあるわけではない法務局まで行くのは面倒なので、最初に葬儀社からコピーを受け取った時点で数枚コピーを取っておけば安心です」

 遠藤さんは、ダメ押しをくらった。

「後日、相続税の申告をしようとすると、また死亡診断書が必要だった。もう診断書のコピーを取りに遠くの法務局まで往復するのはこりごりです」(遠藤さん)

 別掲の表には、各種手続きに必要な書類を一覧にした。遠藤さんのように“無駄足”を運ばないよう、参考にしてほしい。

※女性セブン2019年2月14日号


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