年収4000万男性と別れ、年収500万男性と再婚した30代女性の「幸せ」

年収4000万男性と別れ、年収500万男性と再婚した30代女性の「幸せ」

 東京・港区の麻布界隈では「麻布妻」と呼ばれる富裕層と結婚した女性が数多く住んでいる。しかし、中には離婚を選び、新たな一歩を踏み出すケースも。ライターの高木希美氏が、年収4000万円の男性と離婚した女性のケースをリポートする。

 * * *
 元・麻布妻の菜々美さん(仮名・30代前半)は、小さい頃からお母さんに「男は経済力よ」「結婚は経済力よ」と耳にタコができるほど教え込まれたそうです。過保護で温室育ちの彼女はお嬢様学校へ進み、母の教え通り、「エリート」「ボンボン」しか眼中にない女性になりました。

 28歳で結婚した相手は慶應卒、コンサル勤務、留学経験あり、そして年収4000万円の超ハイスペック。しかし彼女は、離婚しました。いまは港区ではなく、東京郊外に住んでいます。彼女に何があったのでしょうか。

「前の夫は、ボンボンではなく、いわば雑草精神で成り上がった人。ガツガツした感じで、彼のパワーがあれば絶対にどんなことがあっても生きて行けるだろうっていう生命力を感じて、そこに惹かれたんです。でも、家庭を築く上で必要なのは『安心感』で、『刺激』ではなかったんですよね」(菜々美さん・以下同)

 付き合っている頃や結婚当初は、記念日のたびに「ティファニー」か「シャネル」。ケンカをすれば仲直りのしるしに「ルイ・ヴィトン」の財布。物質的に愛情を示してもらう生活に、「写真映えのする幸せ」は感じていたそうです。

 しかし、その幸せには徐々に疑問符がつき始めたと言います。

「夫婦で行った旅先で、風邪をひいてしまったんです。ホテルで借りた体温計で39度。薬がないと苦しくて、彼に調達をお願いしたら『そんなの寝てれば良いっしょ』『薬なんて対症療法だから、風邪そのものは治してくれないんだよ』って流されたんです。彼の塩対応に朦朧としながら、違和感を覚えました」

 もうひとつ、彼女が違和感を覚えたというのが、菜々美さんの叔母さんの葬儀でした。

「叔母のお葬式のときに、『お香典必要?』って言われたんです。『1度しか会ったことないからいいでしょ?』って言い方をされて。私にとっては大切な人でも彼にとっては眼中にないっていう態度で、感情的になって、そういう言い方はないんじゃないって指摘したら『お前は金のことしか言わないのかよ!』って怒鳴られたんです。それで7万円、投げるように渡されました。お金の話じゃなくて、気持ちの問題を話したかったのに、彼は論点がすぐ『お金』になっちゃうんです」

 何でもお金、お金……。そんな会話を繰り返すたびに菜々美さんはすり減り、心は離婚に向かっていきました。

 その後、気分転換に行ったジムで出会ったのが、今のご主人です。バツイチ、元塾講師、そして様々なセミナーを開催するなど、色々な職業の経験のある男性でした。

「今まで会ったことのないタイプで、エリートでもハイスペックでもボンボンでもないんですけど、とにかく『心』がある人なんです。話をしていて楽しくて、あっという間に惹かれていきました。

 ずっと物質的な幸せを前提にして結婚相手を探してきたから、『心が通った話ができる』ということに重きを置かないで男性を選んでいたんだと思います。けれど、いまは元夫にも感謝しています。物質的幸せを味わったからこそ、心の幸福って大事だなって気付いたんです」

 今のご主人の年収は500万円、前の夫の8分の1ですが、「幸せは100倍」と語る菜々美さん。今は共稼ぎしながら、週末は夫と一緒に自宅で料理をすることが楽しみだそうです。


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