近年ブームとなっているのが「フルーツサンド」。フレッシュなフルーツを使ったスイート系のサンドイッチだが、その流れはコンビニにも及んでいる。コンビニのグルメ事情に詳しいフリーライターの小浦大生氏が説明する。

「複数の種類のフルーツが使われているフルーツサンドもありますが、この冬はコンビニ3社がいちごをメインとして使ったフルーツサンドを発売しています」

 セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマートの3つのコンビニで、この冬に販売されているフルーツサンドをピックアップ。マネーポストのコンビニグルメ担当記者Aが実食。忖度なしのガチ感想を紹介する。

オーソドックスなセブン-イレブンのいちごサンド

 セブン-イレブンでは『こだわりクリームのいちごサンド』(386円。税込み・以下同)が販売中。1包装あたりのカロリーは253kcalだ。大きめのいちごとホイップクリームをパンで挟んだ、オーソドックスないちごサンドだ。

「ホイップクリームとカスタードクリームでいちごを包んだサンドイッチですね。全体的に甘さは控えめで、むしろいちごの酸味がほんのり際立っています。スイーツとサンドイッチのちょうど中間のようなイメージです」(記者A・以下同)

 パンを開いてみると、カットされている部分に半分のいちごが3個、奥の方に半分のいちごが2個入っており、合計で2.5個分くらいのいちごが使われていた。

「ボリュームは結構あると思います。物足りなさは感じませんでした」

ローソンは抹茶パンのいちごサンドも

 ローソンでは、『いちごカスタードサンド』(348円)が販売中。カロリーは180kcal。いちごとカスタードクリームを挟んだサンドイッチだ。

「セブンはホイップクリームとカスタードクリームのダブルでしたが、こちらはカスタードクリームのみ。大きめのいちごがゴロッと使われていて、食べごたえがありますね。甘さは控えめで、いちごのおいしさを楽しむイメージです」

 パンを開いたところ、半分のいちごは3個と4分の1にカットされたいちごが1個、合わせると約1.75個分のいちごが使われていた。

「セブン-イレブンのいちごサンドに比べると、いちごが少なめでしたが、おいしいですね」

 また、ローソンでは『いちごミルクサンド〜抹茶入り食パン〜』(368円)も販売されている。1包装あたりのカロリーは218 kcalだ。

「いちごとホイップクリームを抹茶が練り込まれた食パンで、挟んだサンドイッチです。袋を開けた途端、まず抹茶の香りがするので、ちょっとびっくりするんですが、いちごと抹茶の相性はバッチリ。いちごと練乳の甘みが、抹茶の風味でより引き立つ印象です。抹茶がメインとなっているスイーツとは違い、あくまでも抹茶は引き立て役なので、抹茶が苦手な人も大丈夫だと思います」

 こちらも『いちごカスタードサンド』とほぼ同量のいちごが使われていた。

3種のフルーツを使うファミリーマート

 ファミリーマートでは、『いちごのフルーツミックスサンド』(348円)が販売中。1包装あたりのカロリーは199kcal。いちご、パイン、みかんの3種類を使ったフルーツサンドだ。

「3種類のフルーツとホイップクリーム、カスタードクリームを挟んでいます。存在感としてはカスタードクリームよりもホイップクリームがメインですね。フルーツは3種類あって、それぞれの味が楽しめます。ただ、複数のフルーツを楽しめるのはいいのですが、パンを開いてみたところ、全体的に使われているフルーツの量がちょっと少なめな印象もありました。あと、パンが結構塩味が効いていて、しょっぱさとクリームの甘みとのコントラストをどう感じるか、好みが分かれるかもしれません」

 コンビニ3社のいちごサンドを食べ比べた記者Aが、総括する。

「セブンとローソンのいちごサンドは、それぞれいちごも大きめにカットされていて、ボリュームもあって、満足度が高いです。ローソンの抹茶入りパンのいちごサンドも、絶妙なマッチングでおいしかったです。あと、個人的にパイナップルが好きなので、いちご、パイン、みかんを使ったファミマのフルーツサンドも良かったです。

 でも、ちょっと気になるのは、それぞれ350円前後という価格です。フルーツを使っているとはいえ、サンドイッチとしては少々高めの価格設定かなと思います。個人的には日常的に食べるというより、甘いものが食べたいときの自分へのちょっとしたご褒美として買う商品ですね」

 各社で個性が異なるコンビニのいちごサンド。いちごとクリームの味わいでちょっとした贅沢を味わってみてはいかがだろうか。