外食市場、11月は前年比減少も、一部業態は好調 選ぶ決め手は「メニュー」で、「友人」と行きたい

 2016年11月の外食市場は、頻度や単価の減少で前年比で縮小した。一方、お店選びでは「メニュー」が決め手になるようだ。

 株式会社リクルートライフスタイルの外食市場に関する調査・研究機関「ホットペッパーグルメ外食総研」は12月26日、2016年11月の「外食市場調査」の結果を発表した。調査時期は12月1日から7日、調査対象は首都圏、関西圏、東海圏の中心部在住の男女で、有効回答者数は1万145名。

 推定される人口と外食実施率、外食単価などをもとに算出した11月の外食市場規模は3,067億円で、前年同月を132億円下回った。エリア別では首都圏が1,893億円で同106億円縮小、関西圏が811億円で同13億円縮小、東海圏が363億円で同14億円縮小した。外食の実施率は75.7%で前年同月と同水準で推移したものの、外食の頻度が3.98回で同0.09回減少、外食の単価が2,462円で同60円減少したことなどが影響して市場規模が縮小した。

 外食市場規模を業態別にみると、焼鳥や串焼きなどの居酒屋が700億円で前年同月比16億円縮小、すしや割烹などの和食料理店が467億円で同35億円縮小、フレンチ・イタリアン料理店が229億円で同27億円縮小、ラーメン専業店を除いた中華料理店が179億円で同2億円縮小した。しかし、焼肉、ステーキ、ハンバーグなどの専業店は281億円で同17億円拡大したほか、ファミリーレストラン、回転すしなどは217億円で同8億円拡大するなど、業態により明暗が分かれた。

 一方、オープンテーブル株式会社は、運営するレストラン予約サイトの利用者2,047名を対象に「外食に関する意識実態調査」を実施し、その結果を11月16日に発表した。調査期間は9月20日から30日にかけて。

 誰と外食(ディナー)をしたいか複数回答で聞いたところ、「友人・知人」が65.6%で最も多かった。以下、「配偶者」(37.7%)、「家族・親戚」(35.4%)、「恋人」(26.4%)、「仕事仲間」(21.2%)の順で続いた。また、12.0%の人が「1人」と回答し、日常を離れてゆっくり食事を楽しみたいと考える消費者も多かった。ディナーのレストランを選ぶ決め手を複数回答で聞いたところ、「メニュー」が78.2%で最も多く、以下、「雰囲気」(64.4%)、「価格」(58.2%)の順で続いた。

 外食の頻度や単価が大きく伸びない中、外食先として選ばれるのは、日常を忘れて友人や知人とくつろげる、メニューが充実しているお店といえそうだ。

サイトウ イサム[著]、加藤 秀行[著]

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