注目のアプリ 注目のサービス 転職先を考える際には「残業を気にする」79.3%

 残業の多さは給与・待遇への不満につながり、転職を考えるきっかけになっている。転職先探しでも残業について気にする人が多いようだ。

 エン・ジャパン株式会社は運営する転職支援サイトで、20代から50代のサイト利用者8,925名を対象「退職のきっかけ」に関するアンケートを行い、その結果を11月30日に発表した。調査期間は9月1日から10月2日にかけて。

 退職を考えるきっかけについて複数回答で聞いたところ「給与・待遇への不満」が最も多く、30代以下で51%、40代以上で44%が選択した。コメント欄をみると、「残業が極端に多くなることが増え、給与と割に合わない」(25歳女性)、「仕事量に関係なく、深夜や早朝の出勤も多くても給与が変わらなかった」(38歳男性)、「入社2年目から給与が変わらず、制度上、昇給の見込みがなかった」(49歳女性)などの回答があった。以下は、「仕事内容への不満」(30代以下39%、40代以上34%)、「成長実感が持てない」(同31%、25%)が続いた。

 回答の違いを世代別にみると、30代以下が多かったのは「給与・待遇への不満」(同51%、44%)、「成長実感が持てない」(同31%、25%)、「労働時間の増加」(同26%、17%)、「他にやりたい仕事が見つかった」(同11%、6%)など。40代以上が多かった回答は「会社の業績悪化」(同10%、15%)、「不本意な異動・転勤」(同8%、12%)、「評価・人事制度への不満」(同19%、22%)などがあり、年齢の上昇にともなって希望退職の対象になったり、出世レースを経た不本意な異動が増えたりすることで、退職を決意するケースが増えると同社は指摘している。

 一方、株式会社ネットマーケティングは、運営する転職支援アプリの利用者200名を対象に、転職時に考える残業に関するアンケート調査を実施し、その結果を12月20日に発表した。調査期間は11月24日から27日にかけて。

 転職先を考える際、新しい職場で残業があるかを気にするか聞いたところ、79.3%が「気にする」と回答し、「気にしない」の20.7%を大きく上回った。そこで、気にすると回答した人にその理由を複数回答で聞いたところ、「残業が多いと、プライベートの時間が減ってしまうから」(75.8%)、「残業の多さやルールによって、企業の健全さがわかると思うから」(58.4%)、「残業が多いと、体力的につらいから」(54.0%)との回答が多かった。

 残業については、時間の多さに加えて、手当のつかない残業があることも転職を考えるきっかけになっている。さらに、転職先を探す場合にも残業を気にする傾向があり、企業の健全性を推し量るポイントにもなっているようだ。

サイトウ イサム[著]、加藤 秀行[著]

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