スペインのロックダウンが緩和されて以来、フェリペ6世国王と共に積極的に屋外公務を行っているレティシア王妃の公務ファッションが、神妙な面持ちの地味めなパンツスーツからワンピースに変わったのは最近のこと。地味カラー継続かと思いきや、喪が明けてからは一転。新たなヘアスタイルと初お披露目の装い連発で、国家の復興のためにまい進し、笑顔で新たな日常をスタートしつつあるようだ。

観光業は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で最も被害を受けたと言われており、EU間での行き来が自由になるサマーシーズンの観光客奪回を目指す「Spain for Sure(スペインは安全)」キャンペーンの一助を担うため、フェリペ6世国王と共にプラド美術館を訪れた。レティシア王妃は、御用達のスペインブランド、マッシモ・ドゥッティの、目が覚めるような真っ赤なワンピースを着用。こちらはネットですでに完売している。また、スペイン発マグリットの赤いクラッチバッグと、キャロリーナ・ヘレラの赤いスリングバックパンプスは使い回しだが、オールレッドで新たな意気込みを見せた。

翌日19日に、非営利団体「SOS Children's Villages Center」を訪問した際には、子どもたちと対話をしやすいように前髪を上げたポニーテールを披露。アルマーニの黒いパンツの履き回しに、お得意のドイツ発ヒューゴ・ボスの白黒のジャカード柄のトップスと、スペイン発マカレナの黒いウェッジソールサンダルは新アイテムだが、セールや安価なのも手伝って、ほぼ完売の人気ぶり。最近はお疲れぶりと痩せぶりが心配されていたが、スペイン王室の公式Twitterなどには、「ポニーテールと笑顔が最高」「レティシア王妃はなんでも似合うけれど、やっぱりファッショナブルでいてほしい」「お値段が安いものでも品があるように見えるのはさすが」といった声が寄せられている。

そして23日、グラン・カナリア島とテネリフェ島に、コロナ禍での農業と観光業の影響について視察で訪れた際には、またもやポニーテールで登場。刺繍が施されたペールグリーンのVネックワンピースは、スペイン発ザラのもので1万円以下とプチプラ。今回もスペイン発マカレナのウェッジソールサンダルだが色は生成りの新アイテムで、こちらも手軽な価格とあって、キャサリン妃と同様にファッションで経済効果をもたらしているようだ。

NY在住/JUNKO