俳優としてはもちろん、オフのときの気取りのなさでも人々を魅了してやまないキアヌ・リーヴス。人目を気にせず“ぼっち”でぼんやりしている姿は「Sad Keanu(悲しげなキアヌ)」と呼ばれており、ジョークのネタとしても人気の的だ。そんななか、“悲しげなキアヌ”がなぜか高校の教科書にまぎれこんでいたことが報じられ、意外な場所でのキアヌ発見が話題を集めている。

“悲しげなキアヌ”が見つかったのは、ウクライナの高校で使用されている世界史の教科書だ。教科書には、1932年にニューヨークで撮影された「摩天楼の頂上でランチ(Lunch atop a Skyscraper)」という写真が掲載されており、当時建築中だった高層ビルの様子が紹介されている。

「摩天楼の頂上でランチ」は、高層ビルの骨組みに腰かけた建設作業員たちが、地上256メートルの高さで脚をぶらつかせながら昼食をとる姿を捉えた衝撃写真だが、教科書をよく見てみると、ジャケットを羽織った“悲しげなキアヌ”が鉄骨の右端に座っており、作業員たちとランチをともにしていることに気づく。

先週この写真がツイートされるやいなや、「キアヌはタイムトラベラーでは?」「キアヌが不老不死でも驚かない」「不老不死説のほうを信じる」など多くの反応があり、BBCなどのメディアでもこのニュースが取り上げられた。ちなみに教科書に載っていたのは10年前のキアヌで、公園のベンチに座って1人でサンドイッチを食べていたときの写真だという。

ウクライナの英字新聞「キーウ・ポスト」によると、教科書の版元は「デザイナーが間違えて選んでしまった写真」と説明しているが、教科書の著者である史学教授は、「生徒たちが教科書を注意深く見るよう、わざとこの写真を載せた」と語っているそうだ。しかし、この教科書が出版されたのは2018年。キアヌが発見されるまでに2年もの歳月を要したところを見ると、高校生の注意力向上は“悲しげなキアヌ”の人気をもってしても難しいようだ。

UK在住/シャオ(Movie Walker)