劇場版三部作で展開されている『Fate/stay night [Heaven’s Feel]』、通称「桜ルート」のストーリーがついに最終章のIII.spring songで完結(3月28日公開)。その公開にあわせ、「Fate」シリーズ、そして[Heaven’s Feel]の魅力を再確認するコラムを全3回にわたって発信中。最終回となる第3回では、III.spring songを観るにあたっての注目ポイントを押さえていきたい。

■ 黒い影に操られるバーサーカー

第2章でセイバーオルタとの死闘を繰り広げたのち、セイバーと同じく影に飲まれていったバーサーカー。彼はその後、第3章の予告編でも観られるように、黒い影に操られた状態で登場する。味方であればこの上なく頼もしいが、敵として戦うことになれば話は別。士郎たちはサーヴァントという力を欠いた状態でどうやって立ち向かうのか?

■ ライダーvsセイバーオルタ

予告編で、セイバーオルタと一騎打ちを繰り広げている姿が確認できるライダー。ヒロイン、間桐桜のサーヴァントだった彼女だが、桜が黒い影と同化したいま、その立ち位置はどうなっているのか?そして、バーサーカーを相手に圧倒的な力を見せたセイバーオルタとの戦いの行く末は…。ほかルートでは描かれなかったライダーの真の実力に注目!

■ 衛宮士郎とアーチャーの左腕の力

左腕を失い、消滅しかけたアーチャーの左腕を移植された主人公の衛宮士郎。その後は“聖骸布”を巻きつけることでアーチャーの腕から受ける影響を抑えていたものの、「桜を救うために戦う」という決意のもと、ついに布を解き放つ!左腕を解放しての戦いは本作の大きな見どころの一つになること間違いなし。だが、その代償は大きく、予告編では血の涙を流している様子も…。

余談ではあるが、この左腕の移植にかんしては、士郎とアーチャーの関係性が描かれるテレビアニメ「Fate/stay night [Unlimited Blade Works]」の視聴も推奨!これまでの士郎に対するアーチャーの発言や、アーチャーの左腕を士郎に移植できた理由への理解度もさらに深まる。

■ 登場人物たちの思いが絡み合い物語はどこへ進む?

桜にとっての“正義の味方”であろうとする士郎。それに対し、影を受け入れ闇に溺れた桜…。このふたりがたどる道に希望はあるのか?このほか。妹・桜を救うために士郎と共闘する凛や、悲願を成し遂げるため暗躍を続ける間桐臓硯、自身の運命と向き合うことを決意するイリヤなど、生き残った登場人物たちの思いが交錯していく最終章。戦いを終えたその先で待っている未来は、果たして…?

歪んだ聖杯戦争もついに終幕。士郎と桜たちが幸せな未来をつかめるのかどうか、その結末をぜひスクリーンで観届けたい!(Movie Walker・文/リワークス(加藤雄斗))