新型コロナの感染拡大により世界中の人々が外出自粛を余儀なくされている現在、『カメラを止めるな!』の上田慎一郎監督が「明るいエンタメを届けたい」「こんな状況でも作品がつくれることを示したい」という強い思いから、『カメラを止めるな!リモート大作戦!』の緊急制作を決定。4月13日の発表からわずか18日間で一気に制作し、このたび公開される運びとなった。

本作は、完成まで全員が一度も会わずにビデオ通話の画面録画とキャストのスマートフォンでの自撮り撮影で映像を集めるなど、完全リモートで制作、上田監督が編集して仕上げた異例の短編映画だ。「応募者全員採用!」と銘打ちSNSで一般募集したエンドロールダンスには、子どもから年配者まで幅広い層から応募があり、日本のみならず、韓国、カナダ、カンボジアなど世界各国から300人以上が参加している。同じくSNSで一般募集した「こちょこちょされて大笑いする映像」も20人以上の映像が採用となり本編で使用されているので要チェックだ。

完成にあたり、上田監督は「気分が明るくなる楽しい映画を!と作ったつもりが編集をしながら涙が止まらなくなってしまった」と制作秘話を明かし、主演を務めた濱津隆之も「取り敢えず、なにも考えずにただただ笑ってくれたら」とコメントを寄せている。

本編は本日18時からYouTubeにて配信を開始。未公開映像や監督、キャストからのメッセージ動画についてはMotionGallearyにて実施中のクラウドファンディング「ミニシアター・エイド基金」内に特典として提供されており、視聴することで全国のミニシアターの支援につながるという。

18日間で制作、完全リモート、全世界から300人以上が参加するなど異例づくしの、まさに「いま」しか創れない本作。上田監督と「カメ止め」キャストの想いが詰まった約26分を存分に堪能して欲しい。

<コメント>

●上田慎一郎監督(監督・脚本・編集)

「1ヶ月前“今、自分にできることはなんだろう?”と考え、本作の緊急制作を決めました。とにかく気分が明るくなる愉快痛快な楽しい映画を!と作ったつもりなんですが…自分自身、編集をしながら涙が止まらなくなってしまった場面が2ヶ所ありました。いつの間にか本作は自分の想像を遥かに超えたものになっていました。半分は誰かの娯楽のために。半分は自分を救うために。この作品を創ったんだと思います。“今”しか創れないものが出来ました。ぜひ“今”観て下さい。この作品が誰かの気分を少しでも明るくすることが出来ますように」

●濱津隆之(主演)

「ひと足お先にちょろりと拝見させて頂きました。完全リモート、完全自撮りならではの粗さもまた、面白味のひとつになっていたり。取り敢えず、何も考えずにただただ笑ってくれたらと思います」(Movie Walker・文/編集部)