「good!アフタヌーン」で連載された珈琲原作の同名コミックを『武士道シックスティーン』(10)の古厩智之監督と、『リズと青い鳥』(18)や『きみと、波にのれたら』(19)の脚本を執筆した脚本家の吉田玲子とのタッグで映画化した『のぼる⼩寺さん』が6⽉5⽇(⾦)から公開される。このたび、本作が映画初主演となる元モーニング娘。の工藤遥の魅力が詰まった貴重なオフショットが到着した。

本作は、クライミング部に所属し大好きなボルダリングに熱中する女子高生の小寺との出会いをきっかけに、自らの目指す場所へ一歩を踏みだそうとする若者たちのドラマを描いた物語が展開する青春ストーリー。

主⼈公の小寺を演じる工藤は、2011年に⼥性アイドルグループのモー娘。ことモーニング娘。に11歳11カ⽉という史上最年少でのメンバー⼊りを果たし、在籍中はハロー!プロジェクト主催の舞台やミュージカルに数多く出演。⼥優の道を⽬指すため2017年に同グループを卒業後は、特撮ドラマの「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」でルパンイエローの早⾒初美花役や舞台版「魔法使いの嫁」で羽鳥チセ役として主演を務めるなど、今後の活躍が期待される注目の女優となった。そんな工藤は、ちょっとミステリアスだけどなにごとにも⼀⽣懸命な小寺を演じるべくボルダリングに初挑戦し、約4カ⽉間の猛特訓を経て、ほぼスタントなしのクライミング姿を劇中で披露。さらに、ボルダリングの技術だけではなく、クライミングシーンの最中にみせる表情や姿勢といった芝居を、モーニング娘。時代に培った体⼒と⽣来の努⼒家な性格でカットの声がかかるまでキープし続けるという演技力も見せている。

本作のメガホンを取った古厩監督は、⼯藤の印象について「壁をのぼれるのにかわいい…漫画だからこそ可能な話で、そんな⼈が現実にいるのか。そんな不安を跳ね除け、“⼦どものように真っ直ぐな”⼩寺さんの⼼を表現してくれました」とコメントしている。また、小寺に惹かれていく近藤役を演じる『惡の華』(19)の伊藤健太郎は監督のこだわりでカットがかからないなかでも、次々と壁に登り続ける⼯藤の姿に感動したと振り返っている。そんな2人の絶賛を受ける工藤は本作の出演に対し「監督が出来るか出来ないかギリギリの要望をだしてくるからこそ、期待に応えようと全⼒で挑んだ」と全身全霊をかけて撮影に望んだことを語っており、さらに「初主演、はじめてのボルダリング、初共演の⽅々…はじめて尽くしの⽇々は、とにかく刺激的で楽しくて、キラキラした撮影期間でした。ボルダリングの練習期間を含めると約4カ⽉壁を登り続け、汗⽔流して挑んだ作品です。たくさんの⽅に届けばと思っております」と本作への思いを込めたコメントを寄せている。

アイドル時代の工藤を知る⼈たちは試写会で⼀⾜先に作品を観た際、⼩寺のキャラクターと⼯藤の性格が重なるように見え「応援せずにはいられない!ファン⼼をぎゅっと掴まれた!」と語っており、アイドル時代の工藤を知らない評論家やライターも「⼩寺さんは⼯藤さんにしか演じられない」と抜群の運動神経の良さと画面から伝わる魅⼒を絶賛している。今後さらなる⾶躍を遂げるであろう⼥優・⼯藤遥の映画初主演作をぜひ目撃してほしい!(Movie Walker・文/編集部)