大黒摩季さん被災地に歌声届ける 「ひとりぼっちじゃない」のメッセージ心に響く

多くのヒット曲で知られるシンガーソングライターの大黒摩季さんが１８日、石川県七尾市を訪れ、ミニライブで市民を元気づけました。

大黒さんは４月に開いたチャリティライブの収益の一部を、石川県をはじめ能登の自治体に義援金として届けるために来県しています。

１８日は七尾市を訪れ、義援金の目録を茶谷義隆市長に手渡しました。 

                                                                                                             このあと、大黒さんは今も40人が避難生活を送る矢田郷地区のコミュニティセンターでミニライブを開き、「あなただけ見つめてる」などのヒット曲を披露しました。また会場の市民に対し、「心にたまってずっと我慢の能登の人です。もう我慢をしなくていいんです。辛いことも欲しいものも言って下さい」と語りかける一幕もありました。

訪れた子供連れの女性からは「ひとりじゃないんだなとか、みんなついているんだなとか、子育てをしていて大変な部分あったけど、すごく勇気もらった」という声も聞かれました。

大黒さんは１９日の午後にも、輪島市内でミニライブを開く予定です。