能登半島地震で被害を受けた子育て世帯に、洋服などの物資を提供するイベントが、19日に石川県金沢市で開かれました。

「被災者応援まつり」と銘打ったこのイベント。地震の影響で能登を離れ、新生活を送っている子育て世帯の負担軽減につなげてもらおうと、石川県内2つのNPO団体が中心となり開いたものです。会場では100組の世帯を対象に、衣類や食品、扇風機などが無償で配られました。

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輪島市から金沢市内のみなし仮設住宅に移った男性は、「こういったことはなかなかないので、生活していくうえで助かる」と話していました。       

イベントを企画した、シンママ応援団の小幡美奈子理事長は、「避難所でもらった物資の支援も金沢に来るともらえなくなってしまうとか、そういったお困りの声を聞いている」と話し、今後もこうした機会を設けていきたいとしています。