「目黒女児虐待死」 引き継ぎミスによる“認識のずれ”指摘

「目黒女児虐待死」 引き継ぎミスによる“認識のずれ”指摘

 東京・目黒区で5歳の女の子が両親に虐待されて死亡した事件で、東京都は専門家による経緯や問題点についての調査報告書を公表しました。報告書では「転居前に住んでいた香川県と東京都との引き継ぎが十分でなかった」と指摘しています。

 ことし3月、目黒区に住む船戸結愛ちゃん(当時5)が両親から虐待を受けて死亡しました。事件を受け、東京都は児童福祉や法律に詳しい専門家による検証部会を立ち上げ、関係者のヒアリングなどを通して事件の経緯や問題点を調べてきました。

 11月14日に公表された報告書によりますと、都内に転居する前に住んでいた香川県の児童相談所は、家庭環境の改善がみられたため、引っ越しに伴い、児童福祉司による「指導措置」を解除し、指導の程度を下げる「継続指導」としていました。しかし、品川児童相談所に送った引き継ぎ資料には「継続指導」の記載はなく、口頭で「継続的な見守りが必要なケース」と伝えただけでした。このため、都は緊急性の高いケースと判断していませんでした。14日の会見で、検証部会の大竹智・部会長は「香川県児童相談所の不十分な情報伝達や、都児童相談所の情報確認の不足などが児童相談所間の認識の相違につながった。自治体間の引き継ぎに課題があった」と改めて指摘しました。

 報告書は「緊急性の高いケースは原則、対面による引き継ぎを行うとともに、必要に応じて同行訪問を実施することが重要」と結論付けています。


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