樹齢450年「たこ杉」の皮が剥がされる 東京・高尾山

樹齢450年「たこ杉」の皮が剥がされる 東京・高尾山

 紅葉が見頃を迎えている東京・八王子市の高尾山で、天然記念物の杉の木が、木の表面の皮を剥がされる被害に遭っていることが分かりました。悪質ないたずらとみられています。

 高尾山は東京都心から電車でおよそ1時間とアクセスもよく、平日も多くの観光客でにぎわっています。この高尾山の人気スポットの一つが大きな杉の木です。山を訪れた人からは「すごく神々しいものを感じる」「どっしりしていて素晴らしい」などといった声も聞かれます。杉の木は「たこ杉」と呼ばれ、樹齢450年を超えています。高さ40メートル・幹の周り6メートルほどで、地上に露出した木の根っこの部分がタコの足のように曲がっているのが名前の由来です。たこ杉は八王子市の天然記念物にも指定されている貴重な木です。

 しかし、たこ杉の幹をよく見てみると、アルファベットの「F」と「N」のような文字が、木の表面を削って描かれています。木の表皮が剥がされたことで、薄いピンクのような色になってしまっています。また、文字以外の部分でも表皮が剥がされたようで、所々で色が変わっています。山を訪れた人からは「木がかわいそうだと思って、今見ていた」「許せない」「本当に寂しい限り」「450年間ずっと育ってきたのに、これを傷つけるとは。傷つけた人の心情が分からない」など、憤りの声が聞かれました。

 これらの傷は観光客から8月に報告があり、たこ杉を管理している高尾山の関係者が確認しました。高尾山薬王院の佐藤伸二部長は「大変ショック」として、「触ってはいけないとフェンスを設置していたにもかかわらず、触るどころか傷つけている。木は人間の手で触ると枯れたりするので、触らないでほしい」と訴えています。

 今回の被害について、八王子市の担当者は「悪意のあるいたずらの可能性が高いのではないか」と話しています。


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