政府の緊急事態宣言が5月末まで延長されている中、東京都の小池知事はゴールデンウイークが終わり、街への人出が戻っていることへの警戒感を示し、改めて都民に外出自粛の継続を求めました。

 5月8日の定例会見で小池知事は「人の流れが大きく変わったのは協力のたまもの」と都民に感謝を示しました。しかし「まだ終わったわけではない。5月31日まで延びていることを認識してほしい。緊急事態措置も継続、都立学校も休業。きょうは車もかなり多く、公共交通もかなり混んでいたと聞いている。引き続き、緊急事態宣言が延長されているという意識を持ってほしい」と呼び掛けました。

 小池知事は休業要請などの緊急事態措置を取りやめる基準となるいわゆる「出口戦略」という言葉について、自粛の緩みにつながりかねないと警戒感を示し、今後の「ロードマップ」を作成中だと話しました。小池知事は会見で「『出口』というと、もう全てクリアされたような雰囲気が漂う。『出口戦略』という言葉は使わない。しかしいくつかのフェーズがあるので『ロードマップ』は示したい。どこまで来て、あとどれぐらい頑張ればいいのか分かるよう工夫したい。フェーズごとの仕分けを今、行っている」と述べました。

 その上で、小池知事は緊急事態措置の解除に向けた「ロードマップ」をいつごろ示すのかについては言及しませんでした。