新型コロナウイルスの影響で稼働が激減した観光バス「はとバス」が、駐車してあるバスで作った巨大迷路を楽しめるツアーを販売しています。

 バスツアー最大手の「はとバス」が、東京・大田区の車庫で9月19日からの4連休限定で行うのが「バスでつくる巨大迷路体験」です。新型コロナウイルスの影響で稼働していないバス60台が使用されます。

 なぜ、観光バスで巨大迷路を作ったのでしょうか。はとバスの担当者は「観光バスは約5分で外気とバス車中の空気が入れ替わり、換気がいいんだということを体験してもらいたいと思ったのがきっかけ。ただ、わざわざ車庫に来てもらって換気体験を5分だけやっておしまいというのではちょっと芸がないと思い、バスを使った迷路を楽しんでもうらおうと企画した」と話します。

 はとバスでは4月の緊急事態宣言以降、観光バスの稼働がほぼなくなり、前年8月の売り上げは10億5000万円だったものが、今年は2000万円に激減しています。10月からGoToトラベルに東京が追加されるのを前に、バスの安全性と今しかできないサービスを提供したいと、バスで作る巨大迷路が考案されました。

 巨大なバスを使った迷路作りはもちろん初めての試みで、精密な運転技術が必要なため、プロの運転手たちも悪戦苦闘です。

 巨大バス迷路体験が組み込まれたツアーの販売は好評で、空席はあとわずかだということです。