東京・渋谷区に新たな名所が誕生しました。人気漫画「ドラえもん」の誕生50周年を記念したモニュメントが、作者の藤子・F・不二雄さんの誕生日=12月1日に公開されました。

 渋谷のランドマークである宮下公園の屋上に設置されたのは「ドラえもん みらいのとびら」と名付けられたモニュメントです。等身大で再現された身長129.3センチのドラえもんの隣には、昼寝をするのび太くんの姿もあります。さらに、光を当てた物が小さくなる「スモールライト」や空気の塊を発射する「空気砲」といったドラえもんのひみつ道具7種や、藤子・F・不二雄さんが手掛けた「パーマン」や「キテレツ大百科」のコロ助などの人気キャラクターも躍動感あふれるデザインで展示されています。幼少の頃、ドラえもんを見て育ったという渋谷区の長谷部健区長は除幕の式典の中で「私はほとんどドラえもんと同世代。ドラえもんと一緒に生きてきた」と明かした上で「この街に根付くモニュメントにしていきたい」と話しました。今回の設置は、藤子・F・不二雄さんが作品に込めたテーマや思いを国際的に有名な都市・渋谷から改めて世界に発信しようという狙いがあるということです。また、藤子プロの赤津一彦社長は「ドラえもんに描かれる夢や希望、未来を信じる力が藤子先生の描いていた生涯のテーマ。モニュメントを見て、子どもたちが『未来には夢や希望を感じる』と思ってくれたら幸い」とあいさつしました。

 「わたしたちのみらいにつながる夢いっぱいの入り口」がコンセプトのモニュメント「ドラえもん みらいのとびら」は午前8時から午後11時まで、一般に公開されています。