港区の旧芝離宮庭園の光と音のデジタルアートを中継でお伝えします。都心に居ることを忘れてしまうような、なんとも幻想的な世界が広がっています。

旧芝離宮庭園は、江戸時代の初期から残る国の「名勝」に指定されている庭園で、1924年には当時の東京市が管理するようになり一般公開が始まりました。今年は節目の100年目ということで、江戸時代から現代までの時代を彩ったこの庭園の歴史を、光と音によるデジタルアートで表現しています。

周りを囲むビル群とのコラボレーションも、都心ならではの世界観となっています。

こちらの庭園は、通常は午後5時に閉園するんですが、毎年この時期は夜間の観光による地域の活性化を目的に、期間限定でライトアップが行われています。普段は入ることができない夜の庭園、散策するのもワクワクしますし、和傘なども各所に配置されていて、江戸情緒を感じることができます。

そしてこのライトアップイベントでは、園内で食べ物や飲み物も提供されます。江戸時代から栄養が豊富だと人々に愛されてきた甘酒も楽しめます。

ゆったりと幻想的な風景を楽しめる、旧芝離宮庭園のライトアップは5月18日(土)まで開催されています。