NECら、リアルな映像で火災と煙を再現した「VR消火体験シミュレータ」発売

日本電気(以下、NEC)とNECネッツエスアイ、MXモバイリングは8月2日、バーチャルリアリティ(VR)技術を活用し、東京防災設備保守協会による監修のもと、リアルな映像で火災・煙を再現した「VR消火体験シミュレータ」を9月より発売開始することを発表した。

同システムは、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)「Galaxy Gear VR with Controller」に対応したスマートフォン「Galaxy」を装着し、画面に表示される火災現場の映像を見ながら、訓練用消火器を操作して消火体験を行うもの。消火訓練用の専用施設が不要なため、さまざまな場所で手軽に体験することができる。

これは、阪神淡路大震災や東日本大震災などの大災害の経験と、今後発生が予想される首都直下地震や南海トラフ地震などへ対応するため、地域・学校・企業などで災害対策に向けた防災訓練の活用を期待して開発されたもの。

これまでの防災訓練の一つに消火体験があるが、その主流は、訓練用水消火器(消防署から貸出等)を用いて火災現場を模擬したまとに向けて水を噴射するもので、多くは屋外や防災体験施設内で行われている。

また、訓練用水消火器は粉末や液剤を噴射する実際の消火器とは異なるため、消火器の操作要領を習得できる一方で、消火器による火の消え方などを再現した消火体験は困難であったという。

こうした課題を解決するため、今回3社は、MXモバイリングのスマートフォン用のVR映像作成技術により、HMDに組み込んだスマートフォンを中核とする簡易な構成で、訓練用消火器を用いたリアルな消火体験ができるシステムを開発するに至った。

同システムの価格は、スマートフォンとHMD、訓練用消火器、ソフトウエア、指導者用モニターが1セットになっているもので100万円(税別)から。

3社は、全国の消防・防災関連団体や一般企業の防災部門などに向け、今後3年間で1000セットの販売を目指す。

なお、同システムは既に、東京防災設備保守協会での採用が決定している。

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