米オートメーション・エニウェアは1月28日、世界11カ国の企業で働く従業員1万人500人を対象に実施した「企業におけるデジタルの反復的な管理業務に費やしている時間と、それに対する従業員の姿勢」に関する調査結果を発表した。

調査の結果、世界で最も嫌われている業務は「一般的なデータ入力」(20%)であることがわかった。これに、「Eメールの返信・整理」(19%)、「デジタル文書の整理(文書やスプレッドシート、画像、PDFなどを正しいフォルダへ保存する業務)」(19%)が続いている。

日本の回答者に限定すると、最も嫌われている業務は「経費の処理」(20%)となった。加えて、デジタル文書の整理」(18%)、「Eメールの返信・整理」(17%)、「一般的なデータ入力」(16%)という回答が多かったほか、「予算管理」(17%)との回答が他国と比べて目立ったという。

業界別に、1日のうちこうした反復的なPC管理業務に費やしている時間を集計したところ、最も多かったのは「官公庁・機関」(3.51時間/日)となった。これに、「ヘルスケア」(3.45時間/日)、人事・採用(3.3時間/日)が続く。

また、国別に「単純なデジタル管理業務のために、定時に退社できない」と答えた回答者を集計したところ、シンガポール(67%)が最も多くなった。これに、イギリス(63%)、インド(60%)が続いている。

同社はRPAプラットフォーム「Automation Anywhere」を提供しているが、同製品を導入して反復作業を自動化することで、従業員は年間労働時間の4分の1(4.5カ月)を取り戻すことができるとしている。

現在携わっている職務で自動化のテクノロジーを活用している回答者はインド(69%)や韓国(68%)に多く、日本では26%にとどまったほか、日本で自動化が望まれている業務は「経費の処理」(26%)と「デジタル文書の整理」(23%)が多かったという。