三井不動産は2月13日、同社の物流拠点であるMFLP(Mitsui Fudosan Logistics Park)船橋内(千葉県船橋市)に、物流ICTに特化したショールーム「MFLP ICT LABO 2.0」をオープンした。

「MFLP ICT LABO」は、物流業界での省力化・自動化へのニーズの高まりを受けて2017年9月13日に開設されたが、今回リニューアルした。新たなショールームはこれまでの「MFLP ICT LABO」(約130㎡)の約10倍の面積(1425㎡)を有する。

内部は、フルオートメーション展示エリア、先進機器体感エリア、コンサルティングルーム、シアタールームに分けられ、日本電産シンポ社の人に変わる自動搬送台車「AGV」、三菱ロジスネクスト社のAGF(Automated GuidedForklift)による平置き段積保管無人搬送システム「オートフォーク」、オカムラ社のロボットストレージシステム「オートストア」、東芝インフラシステムズ社の商品を自動で判別しロボットが荷物をピッキングする「ピッキングロボ」などが展示されている。

「MFLP ICT LABO」は、MFLPのテナントおよびテナントになることを検討しているユーザーに、テナント内での自動化/省力化を提案するためのショールーム。

三井不動産 常務執行役員 ロジスティクス本部長 三木孝行氏は同施設を開設した背景について、「物流現場での人手不足やIT製品の多様化により自動化への関心がより高まっており、ICTを利用した効率化や自動化が急務だ。今回オープンした『MFLP ICT LABO 2.0』では、従来の機器単品展示に留まらない庫内物流全体を自動化したフルオートメーション物流モデルを構築している。三井不動産は建物を構築し、単なる床貸しを行うだけでなく、入居企業様の課題解決、すなわちソリューションパートナーとして事業を展開していく」と説明する。

同氏は新しいLABOの特徴として、入荷から出庫までのフルオートメーションモデルを構築している点、30もの最新物流ICT機器のを展示している点、各企業の要望に応える個別物流コンサルテイングを提供する点の3つを挙げる。

コンサルティングは、2018年に設立した物流総合コンサルティグ会社「MFロジソリューションズ」が中心に提供する。

三井不動産では、今回の新たなLABOによりテナントへのソリューション提案を強化し、物流ICT 機器の導入に関する倉庫内レイアウトの検討やコストメリットの算出など、これまで以上に柔軟に各企業の課題を解決するオーダーメイドのソリューション提案に取り組むとしている。